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米グーグル、違法広告掲載で380億円の罰金 過去最大規模

米司法省は24日、米グーグル(Google)が違法な医薬品の広告を掲載したとして、同社が5億ドル(約380億円)の罰金を支払うことで和解したと発表した。写真はグーグルのウェブサイト。[写真拡大]
米司法省は24日、米グーグル(Google)が違法な医薬品の広告を掲載したとして、同社が5億ドル(約380億円)の罰金を支払うことで和解したと発表した。5億ドルの罰金は過去最大規模。
同省によると、グーグルはカナダのオンライン薬局が検索連動型広告「アドワーズ(AdWords)」で米国の消費者をターゲットとした広告を出稿することを認め、結果として米国への違法な処方薬の輸入につながった。
過去最大規模となった罰金は、カナダのオンライン薬局が問題の広告をアドワーズに出稿するためにグーグルが得た売上高と、同薬局が米国の消費者から得た売上高から算出したものという。
一般的に、米国外から米国の顧客に向けた処方薬の輸入は、米食品医薬品局(FDA)が安全性や効果を確認できないため、違法となる。
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