「ボスを守れ」のチェ・ガンヒ、抱腹絶倒 “アルバイター”に変身

2011年7月26日 22:55

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韓国SBS新水・木ドラマ「ボスを守れ」のチェ・ガンヒが、今度は88万ウォン世代(韓国のワーキングプア世代)の“アルバイター”に変身した。写真=エイストーリー

韓国SBS新水・木ドラマ「ボスを守れ」のチェ・ガンヒが、今度は88万ウォン世代(韓国のワーキングプア世代)の“アルバイター”に変身した。写真=エイストーリー[写真拡大]

 韓国SBS新水・木ドラマ「ボスを守れ」のチェ・ガンヒが、今度は88万ウォン世代(韓国のワーキングプア世代)の“アルバイター”に変身した。

 チェ・ガンヒは、8月3日放送の「ボスを守れ」(脚本クォン・ギヨン、演出ソン・ジョンヒョン、製作会社エイストーリー)で、典型的な若年失業者から紆余曲折の末、財閥企業に派遣秘書として就職するようになるノ・ウンソル役で熱演している。

 7月初旬の撮影では、髪をぎゅっと結わえてスーパーの制服を着た“熱血アルバイター”の姿で登場。マイクを持って声高らかに売り込みをしたり、自分の体より大きいカートに品物を載せて運ぶといったスーパーのアルバイトの臨場感あふれる演技を披露し、リアルな「求職現場」の様子を収めている。

 特にこの日の撮影は、大学を卒業しても就職できず悔しい思いをしていたノ・ウンソルが、就職を控えて各種のアルバイトを探しながら孤軍奮闘するシーン。ウンソルはスーパーのアルバイト以外にも、カジュアルなシャツにエプロンをつけて食堂で料理を運ぶアルバイトをするなど、就職前に金を稼ぐためなら身を投げうって働く「アルバイトの達人」の姿を見せた。

 ウンソルのこのような努力は、いずれ大企業のボスを補佐する秘書という重責を担う基となる。きのこヘアの女子高生や、くたびれたガリ勉大学生の姿を見せるなど、ファンタジックな変身の数々を披露しているチェ・ガンヒが、また新たな変身を遂げて期待感を高めている。

 何よりもスーパーの撮影現場では、チェ・ガンヒがマイクを持って声高らかに「買ってくださ~い!」と叫びながら登場。その後、チェ・ガンヒを見るために集まってきた買い物客でスーパーが一瞬大騒ぎに。さらにチェ・ガンヒはファンに囲まれた状況でも貫禄の演技を見せ、ファンから拍手を浴びながら「『ボスを守れ』をよろしくお願いします」と叫んでしっかりとファンサービスを行い、「さすがチェ・ガンヒ」と高く評価された。

 製作会社のエイストーリーによると、「チェ・ガンヒの熱演で、撮影現場は連日新しいエネルギーであふれています」とのこと。さらに「女子高生、大学生、さらにアルバイターまで披露した3段階の変身は、まだ始まったばかりです。不良ボスを守るため超強力プロジェクトを遂行するカッコいい秘書へと成長する姿に期待して下さい」と語った。

 ドラマ「ボスを守れ」は、就職難を経験したノ・ウンソル(チェ・ガンヒ)が、紆余曲折の末に財閥企業の不良上司であるチャ・ジホンに仕える派遣秘書として就職するようになる中、繰り広げられる甘酸っぱく軽快なロマンティックコメディで、チソン、チェ・ガンヒ、JYJジェジュン、ワン・ジヘが生き生きとした人間関係を展開する予定だ。そこに貫禄の演技力でドラマの軸を成すパク・ヨンギュ、チャ・ファヨン、キム・チョンといったベテラン俳優陣も加わり、熱演が期待されている。

 ドラマ「パリの恋人」「天使の誘惑」「糟糠の妻クラブ」のソン・ジョンヒョンプロデューサーと「愛に狂う」の作家クォン・ギヨンがコンビを組み、さらに期待を高めている。韓国SBS水・木ドラマ「シティーハンター」の後続ドラマとして、「ボスを守れ」初回は8月3日水曜夜9時55分より放送される。(翻訳:萩庭雅美)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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