アンドロイド、2012年にはシェア49%に=ガートナー予想

2011年4月8日 18:15

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 米調査会社ガートナーは7日、2011年の世界スマートフォン売上高が前年比57.7%増の4億6,800万ドルに達するとの調査結果を発表した。11年末までにはグーグルのOS「アンドロイド(Android)」がシェアで首位となり、12年末には49%のシェアを占めると予想している。

OS別のモバイルコミュニケーション製品販売台数の予想(単位:1,000台、出典:ガートナー)

 ガートナーのRoberta Cozza主席アナリストは「アンドロイド搭載デバイスの開発ベンダーが引き続き市場シェア獲得にしのぎを削っているため、価格は下落し、消費者にとってはさらに恩恵をもたらす」「ハイエンド市場でのアンドロイドの地位は堅調さを保つが、長期的には、特に新興市場での中~低価格スマートフォンに最大のボリュームを持つ市場機会が生まれるだろう」と述べている。

 米アップルの「iPhone」などに搭載される「iOS」は、11年からシェアが減少したものの、ガートナーはiOSが2014年まで第2位のプラットフォームとしての地位を保つと予想している。この予想は、アップルが価格戦略の変更によってマーケットシェアを追求するよりも利益率を重視するという過程に基づいており、この方針によって新興国での普及は限定的なものになるという。市場の平均よりも高い成長率でiOSのシェアは11年中にピークとなる見込み。

 カナダのリサーチ・イン・モーションのシェアは、消費者け市場と法人向け市場での競合の激化によって減少すると予想している。

 フィンランドのノキアについては、マイクロソフト(MS)のOS「Windows Phone」搭載製品を12年末までに製品ポートフォリオの中位層に位置づけ、それによって13年までにはアンドロイド、iOSに次ぐ第3位のプラットフォームになると予想している。

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