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ピクセラは地上デジタル関連事業が収穫期で売上高2.3倍、今期は反動減見込む
■前9月期、ソフト部門は33.5%増加
パソコン周辺機器とデジタル家電のピクセラ <6731> が12日、2010年9月期の本決算を発表。為替差益も加わって利益が上ぶれ、経常利益は予想を約25%上回る3.18億円(前期は約14億円の赤字)に、純利益は同45%上回る3.86億円(同12億円の赤字)になった。今期は、地上デジタル放送に完全移行する反動減を想定し、営業利益の予想は28.4%減とした。
前9月期の売上高は前期比2.3倍の116.7億円。地上デジタル放送への移行にともなう関連事業が収穫期に入ったとし、デジタルチューナーなどの製品売上高が前期比約2・6倍に拡大。また、動画編集ソフトなどのソフトウェア部門は同33.5%増加。受託開発部門は同18.8%減となった。
円高傾向を受けて、製品輸入などにともなう為替差益が7~9月で0.56億円発生。純利益は3.9億円(同12億円の赤字)となった。
今期・2011年9月期の予想は、売上高を前期比1.1%増の118億円とし、営業利益は同28.4%減の2.5億円、経常利益は同37.0%減の2.0億円、予想1株利益は15円61億円とした。
週末12日の株価は3日続伸となり、241円(17円高)まで上げて終値は230円(6円高)。11月2日につけた安値182円からの出直りがハイピッチ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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