【チャート診断】ジョルダンはアイフォーン向け拡大に期待!株価はW底形成へ

2010年11月3日 12:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ジョルダン <3710> は4月20日の高値930円から8月26日の590円まで値幅整理強行場面となり、その後のリバウンド相場を経てここ再び下値トライの動きを余儀なくされている。格別固有の材料が出たわけではなく、新興市場も含め株式市場全体の調整に連動したものと思われる。

  同社は鉄道などの経路検索・運賃計算ソフトウェア「乗換案内」の販売が主力。携帯電話向けの「乗換案内NEXT」、無料版「乗換案内」並びにスマートフォン向け「乗換案内」などの検索回数は月間1億3,000万回を超える程に利用者の認知度が進んでいる。そうした状況を映し、携帯電話向け有料サービス「乗換案内NEXT」は順調に会員数が増加しており、6月末の会員数は62万人と昨年6月末の約59万人から3万人増える結果となっている。

  また、前9月期から販売急増中のアイフォーン、iPod touch向けの有料版アプリケーション「乗換案内Plus」の提供を開始しており、今後の収益押し上げ要因として期待される。前9月期に続いて今期も連続増益が見込まれており、11月11日の決算発表でそうした数字が確認されるようだと、株価もダブル底形成から出直りに転じるパターンになりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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