Hmcomm、下水道インフラ分野へ本格展開、福山市でAI腐食リスク実証
2026年10月5日 06:41
■上水道の漏水検知技術を下水道へ、2027年3月まで重点点検・予防保全を検証
Hmcomm<265A>(東証グロース)は10月2日、AI・データ解析技術を下水道インフラ分野へ本格展開すると発表した。広島県の「The Meet 2026 広島オープンアクセラレーター Gov-Tech-Challenge」で、福山市向けに提案した「AIによる下水道腐食リスク可視化と重点点検支援」が採択され、10月から実証を開始している。
同社は人工知能の音声処理技術を基盤にAIソリューションを提供しており、滋賀県守山市では水道管情報や修繕履歴、地理空間情報と独自のAI異常検知「FAST-D」を組み合わせた漏水リスク分析を検証してきた。福山市では下水道関連の既存データに加え、硫化水素、溶存酸素、水位・水温、管内音などを継続計測し、腐食リスクの高い地点をAIで推定・可視化する。
実証期間は2026年10月から2027年3月までを予定し、結果を重点点検・予防保全の実用化、他自治体への展開、センサー・通信・AIを組み合わせた継続監視システムの事業化検討につなげる。2026年12月期の連結業績への影響は現時点で軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)