日産、キャラバンの仕様を向上 アウトドア志向の新パッケージも
2025年7月19日 21:04
日産自動車は17日、ミニバンモデル「キャラバン」の仕様向上を発表、アウトドア志向のアクセサリーを加えた「SOTOASOBIパッケージ」も公開した。最新仕様のモデルと特別パッケージは、8月25日に発売予定だ。
【こちらも】スバル、クロストレックを改良 特別仕様車「Limited Style Edition」も追加
キャラバンは、アウトドアから商用まで幅広く使えるミニバンだ。日産によれば、荷室空間は「同クラスNo.1」で、デザインにも存在感がある。インテリジェントアラウンドビューモニターをはじめ先進技術も充実している。
従来モデルの仕様向上では、安心や安全、快適性を支える機能を拡充。安全性を高め、ドライバーの安心を促す取り組みとして、インテリジェントクルーズコントロールをガソリンモデルに採用した。小型貨物車4ナンバーバンクラスにおいては、初の導入となる。
快適性の面では、加減速制御を安定化させ、ドライバーの疲労を低減させる。インテリアでは、低反発クッション材で作ったスパイナルサポート機能つきシートを、運転席と助手席に装備。従来より優れた乗り心地が期待できる。
新グレードとして「プレミアムGX Outdoor Black Edition」も登場した。プレミアムGXグレードをベースにしながら、バンパーやドアミラーなどの一部パーツをブラックにまとめている。
「SOTOASOBIパッケージ」は、艶消し黒のプロテクションシールドで、飛び石によるダメージからボディを守る。さらにタフブラックのフェンダーガーニッシュや専用エンブレムをあしらい、アウトドア志向を前面に押し出した。パッケージの価格は19万5,955円~19万8,155円だ。
キャラバンの仕様変更後の車体価格は270万8,200円~458万3,700円。