掃除人にも、「資格の時代」が訪れるのだろうか!?

2021年8月17日 08:46

 私は時折、「家事代行業」のCaSy(カジー)を取り上げている。面白いネタがふられてくるからだ。7月28日にも、こんなニュースリリースが配信されてきた。タイトルは、『家事代行業のカジーと日本掃除能力検定協会が初のコラボキャンペーン実施!「掃検」5級合格後にカジーキャスト始業で5500円キャッシュバック』。

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 要はカジーと一般社団法人日本掃除能力検定協会がコラボ。8月1日から(日)から10月31日(日)までの期間限定で期間中に協会が認定する「掃除検定5級」に合格した人が合格日から3カ月以内にカジーのキャスト(掃除代行者)として初めて働くと、受験料の半額5500円がキャッシュバックされるというもの。

 カジーにとってはキャスト確保にいい宣伝になるし、件の協会にとっても存在を認識させる好機になる。どちらがコラボを持ち掛けたかは知らないが、日本経済新聞にユニコーン企業に認定されて拡充の道を歩み続けるカジーが仕掛け人だと拝察する。

 それにしても、日本掃除能力検定協会なる存在は全く知らなかった。HPを覗くと『住みよい社会を創るため、「知能・技能・作法としての掃除」を学び、現代の組織社会において温かい心と掃除能力を備えた人材を輩出する協会でありたいという想いからスタート・・・ひいては日本、そして世界の掃除方法の標準化推進に努め・・・身近な環境の美化から、ICチップ工場の品質向上、歩留まり率のアップまで掃除テクノロジーを駆使して社会に貢献することを目指す云々』、ひれ伏さざるをえない文言に出会った。

 「級」は求められる能力(スキル)の取得によって定められる。こんな具合である。

★掃除能力検定士5級(初級)~パーソナルコース: 対象は戸建て住宅・マンションなどの指摘空間の管理。掃除に関して初歩的知識を学ぶ。

★4級(中級)~オフィシャルコース: 対象は、オフィス・飲食店・理美容店・医科・歯科医院など商業エリアの管理業務。接客・施術等に必要とされる掃除に関する包括的知識を学ぶ。

★3級(中級)~メジャーコース: 対象はオーナー・担当責任者としてオフィシャルコース同様の知識を学ぶ。

★2級(上級)~ビジネスコース: 対象は掃除関連事業・ハウスクリーニングで独立・起業するオーナー・マネージャー。3級の知識より更に専門的な知識を学ぶ。

★1級(上級)~アカデミーコース: 5級から2級までに学んだ知識を活用し、実際に機械を使用した講習・実習で実践的な知識を身につける。

 協会側では、各級の試験合格者に認定証を発行。「就職や転職時に活用できる」としている。掃除も資格の時代になるのだろうか!?(記事:千葉明・記事一覧を見る

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