バッファロー、発火リスクを抑えた「半固体」モバイルバッテリー 5000mAhモデル4色

2026年11月8日 23:19

 バッファロー(東京都千代田区)は5日、発火や発煙のリスクを抑える「半固体電解質」を採用したモバイルバッテリーの5000mAhモデル「BMPBSA5000シリーズ」の出荷を始めた。厚さ9.2ミリ、重さ約122グラムの薄型・軽量設計で、通勤や通学での持ち歩きを想定している。全国の家電量販店や通販サイトなどで順次発売する。価格はオープン。

 最大出力は20ワット。色はメタリックブラック、シルキーホワイト、アイスブルー、サテンベージュの4色。先に発売した1万mAhモデルに続く製品で、小さめのバッグやポーチにも収まる携帯性を重視した。

 採用したゲル状の半固体電解質は、従来のモバイルバッテリーに比べて安定性が高く、発火や発煙が構造的に起こりにくいという。同社は、内部で強制的にショートを起こす釘刺し試験や、約13キロニュートンの力で押しつぶす圧壊試験を行い、安全性を確かめたとしている。

 燃えにくい分、破損に気付かず使い続けてしまうリスクにも着目した。国内の専門機関と連携し、製品が破損したときの化学反応で人体やペットに影響する危険なガスが出ないことを確認した。

 本体には長さ約23センチのストラップ式USB Type-Cケーブルを一体化し、ケーブルを忘れても充電できるようにした。丈夫なナイロン素材と根元の保護部品で断線を防ぐ。端子部分は薄型で、厚みのあるスマートフォンケースを付けたままでも接続できる。

 同社によると、モバイルバッテリーは生活必需品になる一方で、発火などの安全面に不安を抱える利用者が多い。同社はWi-Fiルーターなど常時稼働する機器のメーカーとして独自の電源品質基準を設けており、「家族や子どもにも安心して持たせられる」製品を目指したとしている。

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