エス・エム・エス、ストレスチェック事業を譲渡、保健指導事業も承継先へ

2026年10月22日 06:39

■2事業合計の前期売上高7億6900万円、注力領域に経営資源を集中

 エス・エム・エス<2175>(東証プライム)は10月21日、ストレスチェック代行サービス事業を新設会社に承継させ、その全株式をウェルネス・コミュニケーションズに譲渡するとともに、データヘルス事業をメドケアに承継させることを発表した。いずれも12月1日を効力発生日とする予定で、事業ポートフォリオの見直しにより注力領域への経営資源の集中を進める。

 ストレスチェック代行サービスは、主に医療機関や介護事業所向けに検査の実施、オンライン受検、結果集計・分析などを提供する。2026年3月期の対象事業売上高は1億7900万円で、連結売上高に占める割合は0.3%。同事業を新設分割により「株式会社ストレスチェック」に承継させ、設立時に発行する普通株式100株の全株をウェルネス・コミュニケーションズ<366A>(東証グロース)に譲渡する。譲渡価額は非公表で、新会社は連結対象から外れる予定となっている。

■ストレスチェックは新会社を売却、保健指導はメドケアへ

 データヘルス事業は、健康保険組合、全国健康保険協会、地方公共団体などにICTを活用した遠隔特定保健指導を提供する。2026年3月期の対象事業売上高は5億9000万円で、連結売上高の0.9%。オンライン診療や保健指導サービスを手掛けるメドケアに簡易吸収分割で承継させ、同社から分割対価として現金1円を受け取る。

 2事業の2026年3月期売上高は合計7億6900万円。ストレスチェック事業の譲渡とデータヘルス事業の承継は、ともに10月21日付で契約を締結し、12月1日の実行を計画する。

 いずれも2027年3月期の連結業績に与える影響は軽微としており、4月28日公表の通期連結業績予想を据え置いた。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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