『ペルソナ4 リバイバル』稲羽市の日常を描く新映像公開、戦闘や音楽の新要素も
2026年10月9日 20:37
アトラスは2026年10月7日、『ペルソナ4 リバイバル』の新映像「Welcome to Inaba」を公開した。10月5日の「シャドウトレーラー」が戦闘を見せたのに対し、新映像では稲羽市で過ごす時間に焦点を当てている。2008年発売の『ペルソナ4』から続く物語が、2027年2月18日に再び始まる。
■稲羽市で過ごす一年
『ペルソナ4 リバイバル』は、2012年発売の『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』をフルリメイクする作品だ。主人公は両親の都合で都会から叔父の家へ預けられ、田舎町の稲羽市で高校生活を送る。学校や商店街、川辺などの日常風景が、町に起きる怪事件の舞台となる。
稲羽市では、雨の夜の午前0時に消えたテレビを見つめると運命の相手が映るという「マヨナカテレビ」の噂が広がる。同じ頃、行方不明者が相次いで変死体で発見される。主人公たちは「自称特別捜査隊」を結成し、テレビの中の異世界で失踪者を救いながら事件の真相を追う。
異世界には、人の抑圧された精神が形を取った怪物「シャドウ」がいる。仲間たちは目を背けていた自分の一面と向き合い、心の力「ペルソナ」に目覚めていく。学校生活や友人との交流が事件の捜査と並行して進む構成が、本作の物語を支える。
■街の探索と戦闘を刷新
旧作では定点カメラで描かれていた街を、本作では視点を動かしながら歩ける。P-Studioの和田和久はXboxの公式インタビューで、自由なカメラ操作に合わせ、商店街の店先や住宅街、八十神高校の校舎、川辺の景色を作り直したと説明している。稲羽市の風景をさまざまな角度から見られることが、探索の変化につながる。
戦闘では、敵の弱点属性を突いてダウンさせると追加で行動でき、敵全員をダウンさせれば「総攻撃」を繰り出せる。新たな「バトンタッチ」は、その追加行動を仲間に託す仕組みだ。別の敵の弱点を狙える仲間へつなぐなど、協力して攻撃を組み立てられる。
状態異常の敵を攻撃した際には、一定の確率で「ふっとばし」が発生する。吹き飛ばされた敵が別の敵に衝突すると、ダメージとともに状態異常が伝わる。戦闘中にたまるゲージを使う「ボコスカラッシュ」では、スキルのコストなしで連続行動でき、最後に「ボコスカフィニッシュ」で大きなダメージを与えられる。
アトラスは季節ごとのイベントや、人物の新たな一面に触れられるイベントも追加する。新要素の「ロケーションエピソード」では、中村あいかと稲羽市を巡って思い出の写真を集め、仲間に渡すことでそれぞれの思い出を振り返る。各コミュニティのイベントを含め、音声は新たに収録される。
■映像、声、音楽にも新しい表現
ゲーム内のアニメーションカットシーンはMAPPAが制作する。MAPPAは『呪術廻戦』や『チェンソーマン』などを手掛けたスタジオで、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のオープニング映像にも携わった。稲羽市の新しいグラフィックとともに、物語の見せ方を担う。
英語版では主要人物の多くに新たな声優を起用した。主人公役はナジー・タルシャ、花村陽介役はポール・カストロ・ジュニア、里中千枝役はアン・ヤトコ、天城雪子役はブリアナ・ニッカーボッカー、巽完二役はデイマン・ミルズ、久慈川りせ役はアビー・トロット、クマ役はライラ・バーシンズ、白鐘直斗役はアンバー・リー・コナーズ、マリー役はアリ・スラッシュ、堂島遼太郎役はレイ・チェイスが務める。一方、足立透役のジョニー・ヨング・ボッシュは続投する。
GamesRadar+のインタビューで、和田は旧作の英語版キャスト全員を再び集めることが難しかったと説明した。日本語版では、主人公役の浪川大輔、花村陽介役の森久保祥太郎らが担当する。日本の読者が遊ぶ際には、音声を日本語と英語から選べる。
音楽はアトラスサウンドチームの小塚良太が担当し、新たなボーカリストに佐々木詩織を迎える。新戦闘曲「Prime Time Golden Hour Show」に加え、「Reach Out To The Truth -Revival-」や、久慈川りせが歌う劇中歌「True Story -Revival-」も先行配信されている。原作の楽曲を新たにアレンジした曲と新曲が、稲羽市での一年を彩る。
■日本での発売と購入方法
PlayStation 5、Xbox Series X|S、Windows、Steam向けの発売日は2027年2月18日。Nintendo Switch 2版は同年5月20日に発売予定で、Xbox Game Passでも提供される。日本の通常版はパッケージ・ダウンロードとも税込9900円で、パッケージ版はPlayStation 5とNintendo Switch 2向けに販売される。
デジタルデラックスエディションは税込1万1880円、デジタルプレミアムエディションは税込1万3640円。PlayStation 5向けの数量限定パッケージ「LIMITED BOX」は税込1万8480円だ。アトラスDショップでは、フィギュアを付けたPlayStation 5向け限定版も扱う。
ダウンロード版には、2027年2月17日23時59分までの予約購入で『ペルソナ3 リロード』『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の楽曲をゲーム内で使える特典が付く。Nintendo Switch 2版の期限は同年5月19日23時59分。パッケージ版にも同じ内容の先着購入特典が用意され、数量には限りがある。
CD4枚組の『ペルソナ4 リバイバル オリジナル・サウンドトラック』も、ゲーム本編と同じ2027年2月18日に税込5500円で発売される。『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』由来のマリーも公式サイトで登場人物として紹介されており、旧作を知る人にも新たな稲羽市を訪れる理由となりそうだ。
元記事: Atlus Releases Persona 4 Revival ‘Welcome to Inaba’ Trailer: New Cast, MAPPA Set