相場展望 7月27日号 米国株:相場に変化⇒➀AI巨額投資への懸念②高期待が好決算でも不満 日本株:米国ハイテク株・ハイテク株比率が高い韓国総合に引きずられて下落
2026年7月27日 18:19
■Ⅰ.米国株式市場
●1.NYダウの推移
●1)7/23、NYダウ▲506ドル安、51,711ドル (日経新聞)
・7/23の米国株式市場でNYダウは前日比▲0.97%安と続落して終えた。決算を発表した主力ハイテク銘柄が大幅に下げ、株価指数を押し下げた。中東情勢の悪化懸念や原油高も投資家心理の重荷となり、主力株に売りが広がった。
・アルファベットが▲7%安となった。7/22夕に発表した2026年4~6月期決算で売上高などは市場予想を上回った。人工知能(AI)関連需要が牽引し、クラウド事業の成長が加速した。一方、設備投資の拡大などを背景にフリーキャッシュフロー(FCF、純現金収支)は赤字となった。2026年12月期通期の設備投資見通しも引上げた。
・NYダウの構成銘柄ではないが、テスラが▲14%あまり下げた。前日発表の四半期決算では売上高総利益率が前年同期から悪化し、FCFが赤字となった。AIやロボティクス向けに設備投資を増やす方針も示した。
・市場では「AI投資のためにFCFが赤字になるほどの設備投資の拡大ペースが懸念を誘った」との見方があった。AIの過剰投資や投資収益率(ROI)を巡る不透明感が改めて強まり、アマゾンやマイクロソフトなどにも売りが波及した。
・中東情勢を巡っては、イエメンの親イラン武装組織フーシが7/23、サウジアラビア関連の石油タンカー2隻を攻撃したとロイター通信が伝えた。ホルムズ海峡の代替ルートとされる紅海でも原油輸送が滞るとの見方から、米国原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近9月物は一時1バレ=93ドル台半ばと前日比+7%あまり上昇し、期近物として約1ヵ月半ぶりの高値を付けた。
・原油高によるインフレ懸念も強まり、米国債券市場で長期金利は一時4.71%と2025年1月以来の水準に上昇した。原油高や金利上昇が米国経済や企業収益の重荷になるとの懸念も株売りにつながった。金利の先高観を背景に、高PER(株価収益率)銘柄のハイテク株を中心に相対的な割高感を意識した売りが出やすいとの見方もあった。
・7/23発表の週間の米国新規失業保険申請件数は1969年9月以来の低水準となった。労働市場が底堅いなかで物価高に応じるために米国連邦準備理事会(FRB)が利上げに動くとの観測も意識されやすかった。
・その他のNYダウの構成銘柄では、セールスフォースやウォルト・ディズニー、ナイキ、シャーウィン・ウィリアムズが下落した。半面、ハネウェル・テクノロジーズは買われた。7/23発表の四半期決算で売上高などが市場予想を上回った。ディフェンシブ銘柄には買いが入りやすく、メルクとアムジェンも高かった。原油高を背景にシェブロンも上昇した。
・ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比▲2.15%安の2万5,137だった。メタプラットフォームズやソフトウェア関連が下げた。7/22夕に決算を発表したテキサス・インスツルメンツ(TI)のほか、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株も下げた。
●2)7/24、NYダウ+235ドル高、51,947ドル (日経新聞)
・7/24の米国株式市場でNYダウは前日比+0.45%高と、3日ぶりに反発して終えた。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉が再開するとの期待から、主力株に買いが入った。
・ロイター通信は7/24、中断している米国とイランの戦闘終結に向けた交渉再開をパキスタンが模索していると伝えた。中国からの働きかけがあったとしている。「市場が方向感を探るなかで伝わり、投資家心理の改善につながった」との声が聞かれた。
・7/24の米国原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近9月物が89.31ドルと前日終値92.19ドルから下げて終えた。原油高の一服を好感した買いも入り、NYダウは+400ドルあまり上昇する場面があった。
・このところ米国とイランの攻撃の応酬が続いている。7/23にはイエメンの親イラン武装組織フーシが紅海でサウジアラビア関連の石油タンカーを攻撃したと伝わっていた。これに対して、トランプ米国大統領は大規模な軍事報復に踏み切る姿勢を見せている。
・ただ、NYダウの上値は重かった。アメリカン・エキスプレスが売られた。7/24発表の2026年4~6月期決算では、売上高が市場予想を下回った。2026年12月期通期の収益見通しも市場予想に届かず、失望売りが広がった。
・NYダウの構成銘柄ではないが、インテルは一時▲8.6%安まで売られた。7/23夕に発表した2026年4~6月期決算は売上高などが市場予想を上回ったものの、市場では「人工知能(AI)需要を巡る好材料はすでに織り込まれており、決算を受けて売りが出やすかった」との指摘が聞かれた。エヌビディアなど、他の半導体株にも売りが出た。
・その他のNYダウの構成銘柄では、セールスフォースやIBM、アップルが買われた。トラベラーズとナイキも高かった。半面、ハネウェル・テクノロジーズやゴールドマン・サックス、キャタピラーが下落した。
・ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比▲0.64%安と、3日続落した。サンディスクやマイクロン・テクノロジーの下げが目立った。
●2.米国株 : 相場に変化⇒➀AI巨額投資への懸念②高期待が好決算を要求⇒不満で株売り
●1)相場に変化⇒➀AI巨額投資への懸念増す②高期待が要求する決算への不満で株売り
➀人工知能(AI)の巨額投資への懸念が浮上
・キャッシュフローを食いつぶすほど巨額な投資への懸念が増大
・マグニフィセント7の株価下落、時価総額▲130.6兆円消失、AI投資を懸念
②中東情勢緊迫化で原油高騰で経済停滞⇒企業業績悪化の懸念
③超大型ハイテク株の四半期決算が満足できず株価下落
・期待値が高く、相当高い株価水準になってしまったため、少しの不満でも売り材料
・例、7/23の場合、アルファベット▲6.4%安、テスラ▲14%安
④金利上昇
⑤インフレ懸念
●2)スペースXの株価は公募価格割れ ⇒ 相場全体への懸念につながる可能性
⑴スペースXの上場来の株価推移
・6/12 160.95ドル 新規上場、公募価格135ドル比で+19.2%高
・6/15 190.50 前日比+19.6%高
・6/16 201.80 +4.8%高、株価上昇の勢い弱まる
・6/17 191.82 ▲ 4.9%安
・6/18 185.00 ▲ 3.5%安
・7/07 149.47 ナスダック100に採用日、前日比▲6.8%安
・7/17 123.99 早くも公募価格135ドル割れ
・7/22 115.26
・7/23 118.24
・7/24 115.07 高値から▲42.9%安、公募価格から▲14.7%安
3)米国主要株価指数の動き
➀ 7/23 7/24 (前日比)
NYダウ ▲0.97%安 +0.46%高
ナスダック総合 ▲2.15 ▲0.64%安
S&P500種 ▲1.21 +0.05%高
半導体株(SOX) ▲0.54 ▲4.25%安
・AI・半導体関連株の下げが目立った。
②主要銘柄の動き(終値、前日比)
7/23 7/24
テスラ ▲14.52%安 ▲2.08%安
アルファベット ▲7.13 +0.24%高
アマゾン ▲4.57 ▲0.66%安
マイクロソフト ▲2.24 +0.03%高
セールスフォース▲3.72 +4.29%高
スペースX +2.59%高 ▲2.68%安
③主要株価指数は「弱い方向へ傾く」
・NYダウ : 7/6に付けた最高値以降、弱含んで推移している
S&P500種 : 6/3の最高値から、低調
・半導体株(SOX) : 三尊天井を形成し、下落途上にある
・三尊の状況 ●6/15 14,111
6/22 14,634
6/30 14,246
・7/24の株価指数 11,819
●3.米国・イラン戦争で、フーシ派が戦線開く、紅海で商船攻撃、原油100ドル迫る (ブルームバーグ)
■Ⅱ.中国株式市場
●1.上海総合指数の推移
●1)7/23、上海総合+9高、3,876 (亜州リサーチ)
・7/23の中国本土マーケットで上海総合指数は、前日までの好地合いを継ぐ流れとなり、前日比+0.25%高と4日続伸した。
・相場の下値不安が和らいだことや、中国政府の政策に対する期待感が支えだ。中国ではこのところ、過度な株安を防ぐため、「国家隊」と呼ばれる中国の政府系投資会社が国有企業株を中心に株式の買い支えに動いているほか、大手国有企業は自社株買いや保険会社の投資比率引き上げなどの報道も相次いでいる。
・一方、月例の中国共産党中央政治局会議は来週開催される予定。今回は、下半期の経済政策方針や金融政策の方向などを決定する重要度の高い会議となる。
・ゴールドマン・サックスは最新リポートで、会議では緩和的な表現が増えると予想。大規模な金融緩和が打ち出される可能性にも言及した。
・ただ、株価指数の上値は限定的。米国とイランの攻撃応酬に歯止めがかからず、原油高止まりやインフレ高進の警戒感も強まっている。株価指数は安く推移する場面もあった。
・業種別では、
電力設備の上げが目立つ。
・特需が期待される。
・関係部局が7/23、「再生可能エネルギー発展第15次5ヵ年計画」を発表した。風力・太陽光など再エネ発電について、全発電設備に占める比率を50%超に高める。
・また、人工知能(AI)産業拡大を背景に、電力消費量が強大なAIデータセンターの建設が相次いでいることもプラスだ。
ゼネコンや建機、建材などインフラ建設も物色された。
非鉄・レアアースも急伸した。
金融、公益、エネルギー、自動車、運輸、軍需産業なども買われた。
半面、
半導体は安い。
消費、医薬も売られた。
●2)7/24、上海総合▲62安、3,814 (亜州リサーチ)
・7/24の中国本土マーケットで上海総合指数は、投資家の慎重スタンスが強まる流れとなり、前日比▲1.61%安と5日ぶりに反落した。
・中東情勢の緊迫化で原油相場が急騰したことを懸念している。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は7/23、サウジアラビアに対する海上封鎖を巡り、紅海でサウジの石油タンカー2隻を攻撃したと発表した。バベルマンデブ海峡につながる紅海は、ホルムズ海峡に継ぐアジアと欧州を結ぶ重要航路だ。
・トランプ米国大統領は大規模なイラン攻撃を示唆している。7/23のNY商品取引所では、WTI原油先物が前日比+6.2%高の92.19米国ドル/バレルと大幅続伸し、およそ1ヵ月半ぶりの高値を付けた。欧州の代表的な原油指標、北海ブレント原油先物は100.69米国ドル/バレルと、約2ヵ月ぶりに大台の100米国ドル台に乗せた。原油高が経済活動の足かせになると不安視された。
・株価指数は、引けにかけて下げ幅を広げた。
・業種別では、
産金・非鉄が安い。
発電も下げが目立った。
医薬も急落した。
インフラ関連、不動産、自動車、消費、運輸、保険・証券、エネルギーも売られた。
半面、
半導体は高い。
・最高経営責任者(CEO)が投資家説明会で、華為技術(ファーウェイ)の半導体は性能や価格面で米国エヌビディア製品を代替できると説明した。このため、中国半導体産業の先行きが楽観された。
●2.中国財政支出、6月は前年同月比▲11.9%減少、昨年10月以来の大幅減、景気減速でも引締め
1)財政支出の抑制は、全体の投資を下押しし、経済成長が予想以上に鈍化(ブルームバーグ)
■Ⅲ.日本株式市場
●1.日経平均の推移
●1)7/23、日経平均+307円高、66,422円 (日経新聞)
・7/23の東京株式市場で日経平均は前日比+0.46%高と、反発して終えた。前日の米国半導体株高の流れを引き継ぎ、人工知能(AI)・半導体株を中心に買いが優勢だった。7/23のアジア市場でハイテク株比率の高い韓国株が上昇したことも追い風となり、リスク許容度が改善した海外短期筋などの買いが加速した。日経平均の上げ幅は一時+900円を超えたが、その後は利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を抑えた。
・7/22の米国株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は前日比+0.44%高と小幅ながら上昇した。米国アンソロピックに出資すると発表したアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などが買われた。半導体株の比重が高い韓国総合株価指数(KOSPI)の上昇率は+4%を超え、歩調を合わせて日経平均も強含む場面がみられた。
・米国でAIインフラ需要の強さを意識させる材料が相次いだことも、日本のAI関連株の買いを後押しした。米国グーグル持ち株会社の米国アルファベットは7/22に、2026年12月期の設備投資額を上方修正し、2027年12月期も「大幅に増やす」方針を示した。米国オープンAIがデータセンター建設に数百億ドルを投じる計画とも伝わった。AIインフラ構築に不可欠な製品やサービスを提供する「AIツルハシ銘柄」が多いとされる東京市場では、需要拡大を見込んだ買いが優勢となった。
・日経平均は朝高後、伸び悩む展開だった。キオクシアが朝高後、下げに転じるなど、一部のAI・半導体株には上値の重さが目立ち始めた。また、米国とイランの軍事衝突が一段と激化するとの警戒感から、7/22にユーヨーク原油先物相場は1ヵ月ぶりの高値を付けた。インフレ圧力の高まりを背景とした日銀の早期利上げ観測から7/23の国内長期金利が上昇し、株式の相対的な割高感も意識されやすかった。
・東証株価指数(TOPIX)は+0.51%高と、3日続伸した。JPXプライム150指数も+0.53%高と、3日続伸して終えた。
・東証プライムの売買代金は概算で8兆5,663億円、売買株数は19億1,353万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は687、値下がりは826、横ばいは45だった。
・個別銘柄では、アドバンテストやソフトバンクG(SBG)が高い。レーザーテックや村田製作所、住友鉱山が上昇した。三菱UFJは株式分割考慮後の上場来高値を更新した。一方、ファーストリテイが安い。太陽誘電や住友不動産、三越伊勢丹が下落した。
●2)7/24、日経平均▲1,811円安、64,611円 (日経新聞)
・7/24の東京株式市場で日経平均は前日比▲2.73%安と反落して終えた。終値ベースで6万5,000円割れは7/17以来の1週間ぶり。前日の米国株式市場でハイテク銘柄が主導する形で主要株価指数が下落した流れを受け、海外勢による株価指数先物や人工知能(AI)、半導体関連銘柄への売りが優勢となった。主力銘柄のキオクシアや、半導体比率の高い韓国総合株価指数(KOSPI)が大幅安で推移したことも投資家心理を冷やし、下げ幅は一時▲2,200円を超えた。
・7/23の米国株式市場では、NYダウなど主要株価指数が下落した。中東情勢の悪化懸念や原油高が重荷となったほか、前日の決算発表したアルファベットやテスラなどハイテク関連の下げが目立った。米国株安をきっかけに7/24の東京市場では値がさのアドバンテストやソフトバンクG、東京エレクトロンを中心に売りが先行した。
・韓国では、SKハイニックスなどを対象とした個別株レバレッジ型上場投資信託(ETF)について、投資家への取引規制の強化を前倒しで実施すると発表されたことを受け、KOSPIが急落した。日本のキオクシアも連れ安した。長期金利が上昇したことで、株式の相対的な割高感を意識した売りも出やすかった。日経平均は午後に一段安となる場面があった。
・節目の6万5,000円を下回る水準では、個人投資家などによる日本株の先高観に期待した押し目買いが入り、下げ渋る場面もあった。チャート上の75日移動平均(6万4,300円台)が下値支持線として意識された。
・東証株価指数(TOPIX)は▲1.05%安と、4営業日ぶりに反落した。一時は節目の4,000を下回った。JPXプライム150指数も▲1.14%安と、4営業日ぶりに反落して終えた。
・東証プライムの売買代金は概算で8兆4,378億円、売買株数は19億2,293万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は877と全体の6割近くを占めた。値上がりは632、横ばいは49だった。
・個別銘柄では、前日に決算発表したディスコが急落した。AI関連のイビデンやフジクラ、村田製作所も安い。一方、中外薬や第一三共などの医薬品株、KDDIやセコムが上昇した。中東情勢の緊迫化で郵船など海運株が買われたほか、原油高でINPEXなどエネルギー関連の一角が高い。
●2.日本株 : 米国ハイテク株・ハイテク株比率が高い韓国総合に引きずられる格好で下落
●1)日経平均の日中の動き
⑴7/23の日経平均
前日終値 (66,115円)
始値 +306 米国半導体株高の流れを引き継ぐ
高値 +907 AI・半導体株買い、海外短期筋の買い、韓国株高
安値 +93 利益確定と戻り待ちの売り
終値 +307 引けにかけて買い直し
(66,422円)
⑵7/24の日経平均
前日終値 (66,422円)
始値 ▲838 米国ハイテク株安が主導した米国株下落が波及
高値 ▲702 半導体株安、韓国株が大幅安が重荷
安値 ▲2,221 海外短期筋の売り、中東リスクとAI株安が重荷
終値 ▲1,881 個人投資家の買い直しで下げ渋るも戻りは限定的
(64,611円)
・米国市場で、原油高・米国金利上昇⇒➀割高感意識でハイテク株売り
②円安・ドル高が進行
●2)日経平均を動かす、寄与上位5銘柄の状況
⑴7/23、日経平均+307円高に占める上位寄与銘柄の寄与額+537円高、占有率174.91%
銘柄 寄与額 上昇率 株価上昇幅
アドバンテスト +293円高 +4.11%高 +1,215円高
ソフトバンクG +173 +3.77 + 215
レーザーテック + 29 +4.98 +2,140
村田製作所 + 18 +2.66 + 221
豊田通商 + 14 +2.17 + 140
合計 +537円高
・マイナス寄与は、ファーストリテイ▲120円、キオクシア▲56円、信越化学▲18円
⑵7/24、日経平均▲1,811円安に占める上位寄与銘柄の寄与額▲1,323円安、占有率73.05%
銘柄 寄与額 下落率 株価下落幅
アドバンテスト ▲448円安 ▲6.02%安 ▲1,855円安
ソフトバンクG ▲336 ▲7.06 ▲ 418
東京エレクトロン ▲331 ▲4.99 ▲3,290
キオクシア ▲138 ▲9.49 ▲5,870
ファーストリテイ ▲ 70 ▲1.13 ▲ 870
合計 ▲1,323円安
・マイナス寄与6~10位は、ディスコ▲57円、ファナック▲53円、TDK▲48円、イビデン▲47円、信越化学▲45円。
・マイナス寄与1~10位では、日経平均▲1,811円安の占有率は86.85%。
・AI・半導体関連銘柄が日経平均を主導する動きが続く。
●3)キオクシアの7/16~17株価急落で追証が発生・その後も不安定な値動き
⑴キオクシア株の株価推移
・ 株価変動幅 株価(終値)
6/25 最高値 103,850円
7/16~17 ▲20,990円安 52,110円
7/21~22 + 12,160円高 64,270円
7/23 ▲ 2,390円安 61,880円
7/24 ▲ 5,870円安 56,010円
・7/23、キオクシアが終盤に下落し、日経平均も値を消す。
・7/24、ハイテク株比率が高い韓国総合指数(KOSPI)の大幅安を背景にキオクシアは大きく売られた。
・7/21~22に+12,160円高したが、7/23~24で▲8,260円安で3分の2を帳消。
・値動きは一段と荒くなっている。
4)日経平均は荒い動きが継続、不安定な相場展開
⑴日経平均の強弱の推移
・ 日経平均上昇・下落幅 日経平均終値
6/22 72,353円
6/23~24 ▲3,179円安 69,174
6/25 + 3,191円高 72,366
6/26 ▲3,005円安 69,360
6/29~7/01 +1,114円高 70,474
7/02 ▲1,741円安 68,733
7/03 +1,010円高 69,744
7/06~08 ▲2,925円安 66,819
7/09~10 +1,738円高 68,557
7/13 ▲1,315円安 67,242
7/14~15 +1,508円高 68,751
7/16~17 ▲4,610円安 64,141 6/25比▲8,225円
7/21 +2,091円高 66,232
7/22 ▲ 116円安 66,115
7/23 + 307円高 66,422
7/24 ▲1,811円安 64,611 6/22比▲7,755円
・日経平均は、大きく下げた後、小さく反発しながらも、下値を切り下げる展開にある。
●5)日経平均主要株価指数の動き : 米国ハイテク株・韓国総合に引きずられる格好で下落
⑴日経平均 : 3/21の51,063円を起点に上昇を開始。6/25の72,366円の高値でダブルトップを形成し、下落方向に。7/24時点では、3/21を起点とした上昇支持線を割った状態が続く。
⑵東証株価指数 : 7/6の最高値4,101以降、三尊天井を形成し軟調な地合いへ。
●3.信越化学、今期の純利益予想+5,250億円、半導体活況も市場予想下回る (ロイター)
●4.トランプ新関税が7/24発動、日本は原則12.5%、品目ごとに追加関税を調整する特例適用
自動車などの品目別関税は対象外 (FNN)
●5.紅海ルートは22日だが、喜望峰ルートは50日 (日本証券新聞)
サウジアラビア⇒ホルムズ海峡⇒日本 20日
サウジアラビア⇒紅海 ⇒日本 22日
サウジアラビア⇒スエズ運河⇒喜望峰⇒日本 50日
・ただし、スエズ運河は水深が浅いため、タンカーのサイズは小さくなる。そのため原油価格は上昇。
・サウジアラムコは、紅海の港からの積み出しの代替として、スエズ・地中海パイプライン経由してエジプト地中海沿岸のシディ・ケリル港からの原油積み出しを拡大している。
●6.東芝、保有するキオクシアの株式を一部売却、保有比率は16.1%⇒15.1%に引き下げた(ロイター)
■Ⅳ.注目銘柄(投資は自己責任でお願いします)
・1605 INPEX 原油高で業績向上期待
・1662 石油資源開発 原油高で業績向上期待
・2502 アサヒ 猛暑で業績向上期待
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