相場展望 7月20日号 SOX指数が調整入り、スペースX公募割れ・中国AI新興企業も脅威
2026年7月20日 21:03
米国株:SOX指数が調整入り、スペースX公募割れ・中国AI新興企業も脅威
中国株:上海指数、「調整局面入り」の▲1割を超えて下落、政府は対策の構え
日本株:日経平均は米国半導体株指数と連動しているため、懸念が深まる
■Ⅰ.米国株式市場
●1.NYダウの推移
●1)7/16、NYダウ▲105ドル安、52,553ドル (日経新聞)
・7/16の米国株式市場でNYダウは前日比▲105ドル安と、3日ぶりに反落して終えた。半導体関連や人工知能(AI)銘柄の一部に売りが広がり、相場の重荷となった。
・半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)の米国預託証券(ADR)が下落した。7/16に発表した2026年4~6月期決算は市場予想を上回った。AI向け需要の強さを背景に12月期通期の増収率見通しや設備投資計画も引上げたが、7~9月期の売上総利益率は4~6月期と比べ小幅な縮小を見込んだ。
・年前半に高騰した半導体関連銘柄には「好業績はすでに株価に織り込み済みの面があり、投資家は完璧な決算発表を求める傾向がある」という。足元の業績が好調でも利益確定の売りが出やすかった。エヌビディアなど半導体関連銘柄にも売りが波及した。
・アルファベットも午後に売りが優勢になった。傘下のグーグルが最新版のAIモデルの提供が予定より数か月遅れていると米国ブルーム バーグ通信が7/16午後に報じた。将来の需要拡大ペースや利益を巡る不透明感などから、NYダウの構成銘柄以外でもAI関連のハードウェアを手掛ける銘柄への売りも続き、市場心理の重荷となった。
・NYダウは上昇する場面もあった。投資資金は半導体関連やAI銘柄から流出し、ヘルスケアや消費関連銘柄などに向かいやすかった。ナイキやアムジェン、メルクなどが買われた。ユナイテッドヘルスも高い。7/16発表の2026年4~6月期決算が市場予想を上回った。12月期通期の収益見通しも引上げ、好感された。
・7/16発表の6月の米国小売売上高は前月比で+0.2%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想に一致した。週間の米国新規失業保険申請件数は市場予想より少なかった。米国経済の底堅さを示す指標も、消費関連や景気敏感株への買いを支える面があった。
・NYダウの構成銘柄では、ゴールドマン・サックスやキャタピラー、シスコシステムズも下落した。半面、IBMとセールスフォースは上昇した。マクドナルドやコカ・コーラも高かった。
・ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比▲387ポイント安の2万5,881と、3日ぶりに反落した。サンディスクの下げが目立ったほか、インテルやマイクロン・テクノロジー、デルなど半導体関連やAIハード銘柄が売られた。メタプラットフォームズとテスラも安かった。
●2)7/17、NYダウ▲406ドル安、52,146ドル (日経新聞)
・7/17の米国株式市場でNYダウは前日比▲0.77%安と続落して終えた。米国・中国の人工知能(AI)開発競争が激化するとの警戒から、巨大ハイテク株の一角が下げた。
・中国のAI新興・月之暗面(ムーンショット)が7/17に発表した最新モデルがコーディングなどの性能で米国アンソロピックやオープンAIを超える可能性があり、利用料も安いことが分かった。米国AI企業の優位性が揺らぐとの見方が米国テック企業の投資回収への不透明感につながり、関連銘柄の売りを促した。
・アルファベットが売られた。最新AIモデルの提供が遅れていると7/16に報じられたことも引き続き材料視された。エヌビディアも下落し、時価総額が一時アップルを下回る場面があった。マイクロソフトも下げた。
・NYダウの構成銘柄ではないが、半導体や半導体製造装置株の一部にも、持ち高調整の売りが続いた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は▲1.6%安で終えた。
・イラン情勢を巡る不透明感から原油先物が大幅に上昇したことも、投資家心理を冷やした。同日の米国原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月物は+4%あまり上昇した。7/17は米国中央軍がイランの軍事施設などを攻撃し、イランは湾岸諸国を標的とした。米国・イランの対立激化でエネルギー輸送の停滞が長引くとの見方が強まった。
・それ以外のNYダウ構成銘柄では、サイバー攻撃を受けて牛乳・乳飲料の生産ラインを停止したと7/16夕に伝わったコカ・コーラが売られた。IBMやゴールドマン・サックス、ホーム・デポなども安かった。
・NYダウは+60ドルあまり上げる場面もあった。7/17に発表した2026年4~6月期決算が市場予想を上回る増収増益だったトラベラーズが大幅上昇し、株価指数を支えた。シスコシステムズやシェブロンも高かった。
・NYダウの構成銘柄ではないが、シーゲート・テクノロジー、SKハイニックスの米国預託証券(ADR)などメモリー・ストレージ株の一角は朝安後に上昇した。足元で多くの銘柄が急落しており、「下値を拾う買いが入った」との声があった。
・メタプラットフォームズがアンソロピックへの計算リソースの提供で協議していると7/17に伝わり、AIインフラ需要の強さが改めて意識されたとの見方もあった。メタプラットフォームズは報道を受けて下げ幅を縮小した。
・NYダウは週間で▲490ドル下げた。3月下旬以来、3ヵ月ぶりに2週連続で下落した。
・ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比▲1.39%安と続落した。週間では▲2.8%下げた。
・ネットフリックスが大幅安だった。7/16夕に発表した四半期決算で売上高などが市場予想に届かず、先行き不透明感が強まった。7/16に世界最大のロケット「スターシップ」の打ち上げ試験を中止したことが嫌気され、スペースXも売りが優勢だった。
●2.米国株 : 半導体株指数が調整入り、スペースX公募割れ・中国AI新興企業のモデルも懸念
●1)米国・フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が急落、高値から▲20.23%下落
⑴SOX指数の推移
6/22高値 14,634
7/17 11,673
下落幅 ▲2,961安・下落率▲20.23%
⑵SOXは、3/30を起点として6/22に最高値を付けたが、上げ幅の▲4割弱を失っただけ
3/30 7,142
6/22最高値 14,634
上昇幅 +7,492高・上昇率+104.90%(3/30比では倍超となった)
・7/17時点では、3/30比ではまだ+4,531高・+63.44%高となっている。
⑶問題は、下落要因である
➀人工知能(AI)・半導体関連銘柄の期待が剝がれたか、急騰の一服であるかによる。
②6/22高値から7/17までの下落率が▲20%超えした。これは「調整局面入り」とされる▲1割減を超えている。
③超大型IPO3件のうち、第1号のスペースXの株価が公募価格割れとなった。中国新興AI企業の対抗モデルの評価も気になる。注意したい。
●2)スペースXの株価は7/17公募価格割れ ⇒ 今後の新規株式公開(IPO)・相場全体に暗雲
⑴スペースXの上場来の株価推移
・6/12 160.95ドル 新規上場、公募価格135ドル比で+19.2%高
6/15 190.50 前日比+19.6%高
6/16 201.80 +4.8%、株価上昇に勢い弱まる
6/17 191.82 ▲ 4.9%安
6/18 185.00 ▲ 3.5%安
6/22 154.60 ▲16.4%安
7/07 149.47 ナスダック100に採用日、前日比▲6.83%安
7/15 135.27 公募価格135ドル付近まで下落
7/17 123.99 公募価格135ドルを割る
高値から▲38.5%安、公募価格から▲8.1%安
⑵あと2銘柄の超大型株式公開(IPO)案件が控えている
オープンAI ・・ 127兆円規模
アンソロピック ・・ 155兆円規模
⑶経験則では、超大型IPO後に「相場の流れが大きく変わった」ことがある⇒要注目
⑷中国のAI新興・月之暗面(ムーンショット)7/17発表の最新モデル「Kimi K3 」が脅威
➀特徴 性能で米国アンソロピックやオープンAIを超える可能性がある。利用料も安価。
↓
②米国AI企業の優位性が揺らぐとの見方が浮上している。
③米国超大型IPO案件の上場に不透明感が強まる。
⑸7/16・17の米国ハイテク株売り・スペースX売り⇒市場全体への悪影響が出始めた可能性
●3.トランプ大統領、演説の生放送見送ったテレビ局に「放送免許の剥奪に値する」と警告 (TBS)
1)テレビ局の報道見送り理由は「虚偽の主張」を警戒との報道も
●4.米国クリーブランド連銀総裁、「高インフレを懸念」、FRB内で利上げ論が徐々に拡大 (ロイター)
■Ⅱ.中国株式市場
●1.上海総合指数の推移
●1)7/16、上海総合▲73安、3,882 (亜州リサーチ)
・7/16の中国本土マーケットで上海総合指数は、前日の軟弱な地合いを継ぐ流れとなり、前日比▲1.85%安と続落した。4/3以来、3ヵ月超ぶりの安値水準に落ち込んだ。
・中国経済を巡る不透明感が引き続き重しとなっている。7/15に報告された4~6月のDGP成長率は+4.3%にとどまり、市場予想+4.5%以上に、前四半期(1~3月)の+5.0%から減速した。中国政府が設定した成長率目標「+4.5~+5.0%」も下回っている。
・また、引け後に公表された6月の金融統計では、新規融資額が予想に届かなかった。
・ハイテク分野などの輸出が好調で中国経済を下支えしているが、不動産不況の冷え込みなど内需の不振が経済減速につながっている。
・世界的な半導体株安も逆風だ。昨夜の米国株式市場では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が▲2.1%と逆行安し、7/16のアジア市場では韓国や日本などで関連銘柄が売りに押されている。中国本土市場にも売りが波及した。上海株価指数は徐々に下げ幅を広げた。
・業種別では、ハイテクの下げが目立つ。非鉄・レアアースや石炭・石油など資源関連も冴えない。公益、インフラ関連、運輸、金融なども売られた。半面、自動車は物色された。消費、不動産、医薬の一角も買われた。
●2)7/17、上海総合▲118安、3,764 (亜州リサーチ)
・7/17の中国本土マーケットで上海総合指数は、前日までの軟調な地合いを引き継ぐ流れとなり、前日比▲3.05%安と3日続落した。2025年8月以来、約11ヵ月ぶりの安値水準に落ち込んだ。
・中国経済の停滞が危惧されるなか、外資系金融大手が中国の2026年GDP成長率見通しを相次いで下方修正した。このうち、シティグループは最新のリポートで、今年の成長率予想を従来の+4.7%から+4.6%へと▲0.1%引き下げた。
・7/15に発表された中国の4~6月期GDP成長率は+4.3%にとどまり、市場予想+4.5%以上に前四半期(1~3月期)の+5.0%から減速した。中国政府が設定した通年の成長率目標「+4.5%~+5.0%」をも下回った。
・また、昨夜の米国市場で半導体株が急落し、日本などアジア市場にも売りが波及した。中国株マーケットでも関連銘柄に売りが先行した。
・中東情勢の緊迫化も逆風となった。米国中央軍は7/16午後(日本時間7/17未明)、「6夜連続となるイランへの新たな攻撃を開始した」とSNSに投稿した。一方、イラン側は、インフラ施設などが攻撃され死者が8人出ていると発表した。さらに、米国・中国関係の悪化懸念も浮上した。
・トランプ米国大統領は7/16、ホワイトハウスで米国民向けに演説し、中国が米国大統領選を含む2020年以降の選挙において、史上最大規模の有権者データを不正に取得していたと主張した。
・こうした悪材料が重なり、株価指数は下げ幅を徐々に拡大し、一段安で引けた。
・業種別では、ハイテクの下げが目立つ。医薬も急落した。不動産、自動車、素材、インフラ関連、消費なども売られた。半面、銀行はしっかり。公益、エネルギー、運輸も買われた。
●2.中国株 : 上海株式指数、「調整局面入り」とされる▲1割基準を超えて下落
●1)上海総合指数の推移
5/13高値 4,242
7/17 3,764
下落幅 ▲478安・▲11.26%下落
●2)輸出は好調だが内需が不振で、4~6月期GDP成長率は+4.3%と目標「+4.5~+5.0%」を下回った。
●3)世界的にAI・半導体関連株が急落する流れが、中国株にも波及し、上海総合指数が下落。
●3.中国政府系投資会社、国内株の追加購入を7/19表明、市場急落を受け (ロイター)
1)中国中央政府が管理する国有企業の株式、ハイテク株、上場投資信託(ETF)の保有拡大を実施する。
2)今回の発表は、人工知能(AI)関連企業の株式が世界的に売られるなか、中国株が先週に急落したことを受けたもの。
■Ⅲ.日本株式市場
●1.日経平均の推移
●1)7/17、日経平均▲1,915円安、66,835円 (日経新聞)
・7/16の東京株式市場で日経平均は前日比▲2.79%安と、3日ぶりに反落して終えた。前日の米国株式市場で半導体関連銘柄が下落した流れを受けて、東京市場でも人工知能(AI)・半導体関連に売りが波及した。日経平均の下げ幅は一時▲2,200円を超えた。半導体株の比重が大きい韓国総合株価指数(KOSPI)の下落率が▲7%を超える場面では、歩調を合わせる形で日本の半導体関連銘柄への売り圧力が強まった。
・日本時間7/16午後に台湾積体電路製造(TSMC)が発表した2026年4~6月期決算では純利益が前年同期比で大幅に増え、市場予想を上回った。ただ、レーザーテックや村田製作所が下げ幅を一段と拡大するなど、一部の半導体関連銘柄に売りが出て、日経平均は今日の安値に迫る場面があった。市場では「TSMCの決算でAI需要の強さは確認されたものの、関連銘柄にはいったん利益を確定する売りが出たようだ」との声が聞かれた。
・前日の米国株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は大幅に下落した。中国半導体メモリー大手の台頭で競争が激化するとの懸念から半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが大きく下げた。東京市場でも半導体関連は軒並み安となり、アドバンテストと東京エレクロトン、ソフトバンクG(SBG)、キオクシアの4銘柄で日経平均を▲1,300円あまり押し下げた。
・東証株価指数(TOPIX)は▲1.45%安と、3日ぶりに反落した。JPXプライム150指数も▲1.40%安と、3日ぶりに反落して終えた。
・東証プライムの売買代金は概算で9兆5,639億円、売買株数は21億2,015万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1,070、値上がりは446、横ばいは42だった。
・個別銘柄では、イビデンやTDK、フジクラが下げた。一方、良品計画やベイカレントは上げた。
●2)7/18、日経平均▲2,694円安、64,141円 (日経新聞)
・7/17の東京株式市場で日経平均は大幅に続落し、前日比▲4.03%安の6万4,141円で終えた。1日の下げ幅としては歴代5位で、週間の下げ幅▲4,416円としては過去最大となった。6/11以来、約1ヵ月ぶりに終値で6万5,000円を割り込み、6/8の6万4,024円以来の安値水準となった。前日の米国半導体株安を背景に、東京市場でも人工知能(AI)・半導体関連が軒並み大幅安となった。緊迫化する中東情勢も投資家のリスク回避姿勢を強めた。取引時間中には下げ幅が一時▲4,100円を超え、6/11以来およそ1ヵ月ぶりに6万3,000円を下回る場面があった。
・7/16の米国市場では、半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)の米国預託証券(ADR)が下落し、他の半導体株に売りが波及した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が▲4%を超えて下落した。東京市場でも朝方からAI・半導体関連に売りが先行し、アドバンテストやソフトバンクG(SBG)などが軒並み大幅安となった。
・キオクシアは制限値幅の下限(ストップ安水準)まで売られるなど、大きく売られた。同社は7/17、米国テキサス州の連邦地方裁判所の陪審がキオクシアの製品が米国通信バイアサットの特許権を侵害したとする評決を米国時間7/16に出したと発表した。賠償額は約371億円。連結業績への影響は現在精査中とした。発表を受け、他のAI・半導体関連にも売り圧力が強まり、関連銘柄が下げ幅を広げる展開となった。市場では「米国株式先物やアジア株も下げているので、世界的な株安への警戒感が色濃い印象を受けた」との指摘があった。
・午後の取引で日経平均は下げ足を速めた。米国とイランの攻撃の応酬で中東情勢がさらに悪化しかねないとの警戒も相場の重荷となった。7/18から3連休を前に「週末に情勢が悪化する可能性に備えて投資家が持ち高調整の売りを急いだ」との声が聞かれた。
・日経平均株価の予想変動率を示す日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)は一時43倍台に迫った。日経平均VIは、オプション市場が織り込む向こう1ヶ月間の日経平均の予想変動率を示す。下げ局面では保険としてプット(売る権利)を買う投資家が急増しVIが高まる。
・東証株価指数(TOPIX)は▲2.72%安と続落した。一時は▲4%を超えて下落する場面があった。JPXプライム150指数も▲2.43%安と続落して終えた。
・東証プライムの売買代金は概算で10兆9,219億円、売買株数は27億6,746万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1,081、値上がりは449、横ばいは28だった。
・個別銘柄では、村田製作所や太陽誘電、イビデンが下げた。一方、コナミやニチレイ、任天堂は上げた。
●2.日本株 : 日経平均は米国半導体株指数と連動しているため、懸念が深まる
●1)日経平均の日中の動き
⑴7/16の日経平均
前日終値 (68,751円)
始値 ▲851 米国半導体株安が波及
高値 ▲682
安値 ▲2,252 米国・韓国の半導体株安でリスク回避強まる
終値 ▲1,915 台湾TSMCの売上好調が波及し、下げ渋った
(66,835円)
⑵7/17の日経平均
前日終値 (66,835円)
始値 ▲496 米国ハイテク株安の流れを引き継ぐ
高値 ▲391
安値 ▲4,131 AI・半導体関連株が軒並み売り、TSMC売り波及
終値 ▲2,694 中東情勢悪化を警戒売り後、下げ渋り
(64,141円)
●2)日経平均を動かす、寄与上位5銘柄の状況
⑴7/16 、日経平均▲1,915円安に占める上位寄与銘柄の寄与額▲1,497円安、占有率78.17%
銘柄 寄与額 下落率 株価下落幅
アドバンテスト ▲451円安 ▲ 5.93%安 ▲ 1,870円安
東京エレクトロン ▲337 ▲ 4.51 ▲ 3,350
ソフトバンクG ▲321 ▲ 6.27 ▲ 399
キオクシア ▲258 ▲15.03 ▲10,990
イビデン ▲130 ▲10.01 ▲ 1,935
合計 ▲1,497
・マイナス寄与6~10位は、TDK▲81円、フジクラ▲77円、村田製作所▲56円、信越化学▲55円、レーザーテック▲45円。
・AI・半導体関連株が軒並み安となった。
・プラス寄与上位は、良品計画+14円、ベイカレント+13円、中外薬+11円。
⑵7/17、日経平均▲2,694円安に占める上位寄与銘柄の寄与額▲1,879円安、占有率69.74%
銘柄 寄与額 下落率 株価下落幅
東京エレクトロン ▲582円安 ▲ 8.17%安 ▲ 5,790円安
アドバンテスト ▲515 ▲ 7.20 ▲ 2,135
ソフトバンクG ▲432 ▲ 9.01 ▲ 537
キオクシア ▲235 ▲16.10 ▲10,000
イビデン ▲115 ▲ 9.88 ▲ 1,720
合計 ▲1,879円安
・マイナス寄与6~10位は、ファナック▲64円、村田製作所▲62円、SCREEN▲61円 レーザーテック▲60円、TDK▲59円。
・人工知能(AI)・半導体関連株が総崩れとなった。
・プラス寄与上位は、コナミ+22円、リクルート+21円、テルモ+16円など相場を下支えするパワーはなかった。
●3)キオクシアは最高値から半値に、その他の主力AI・半導体関連株も大幅安
(終値ベース)
キオクシア 東京エレクトロン アドバンテスト ソフトバンクG
6/22 108,700 7/01 78,800 6/25 35,900 6/02 8,632
7/17 52,110 7/17 65,100 7/17 25,505 7/17 5,424
最高値比 47.9% 82.6% 71.0% 62.8%
下落率 ▲52.1%安 ▲17.4%安 ▲29.0%安 ▲37.2%安
・いずれの銘柄も、株価上昇を起点とする上昇支持線を外れて下方向を向いている。チャートからは、もはや日経平均を上に牽引する勢いはない、と思われる。
●4)日経平均は荒い動きを示し、不透明感が増す
⑴日経平均の強弱の推移
・ 日経平均上昇・下落幅 日経平均終値
6/22 72,353円
6/23~24 ▲3,179円安 69,174
6/25 + 3,191円高 72,366
6/26 ▲3,005円安 69,360
6/29~7/01 +1,114円高 70,474
7/02 ▲1,741円安 68,733
7/03 +1,010円高 69,744
7/06~08 ▲2,925円安 66,819
7/09~10 +1,738円高 68,557
7/13 ▲1,315円安 67,242
7/14~15 +1,508円高 68,751
7/16~17 ▲4,610円安 64,141
・下落に対する反発力は小さく、日経平均は下値を切り下げる展開となっている。
●5)日経平均は大幅上昇の後、ダブルトップを6/25に付け、下落へ
⑴日経平均上昇局面
3/21起点 51,063円
6/25高値 72,366
上昇幅 + 21,303円高・上昇率+41.71%高
⑵日経平均はチャート上で6/25にダブルトップを付け、下落
6/25高値 72,366円
7/17 64,141
下落幅 ▲8,225円安・下落率▲11.36%安
⑶上昇幅に対する下落幅の率は、米国・半導体株指数(SOX)と日経平均はほぼ同率
SOX ・・ ▲39.52%
日経平均・・ ▲38.60%
・日経平均は、米国AI・半導体株に連動して動いていたことを証左。
⑷日経平均は、米国AI・半導体株に連動して上昇してきた
・それだけに、米国・フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の動向により注目したい。
■Ⅳ.注目銘柄(投資は自己責任でお願いします)
・4307 野村総合研究所 業績好調
・6098 リクルート 業績好調
・9508 九州電力 業績持ち直し期待
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