JR帯広駅南口の再開発、商業施設の概要発表 名称は「ナンモナンモ帯広」に
2026年5月21日 16:52
北海道帯広市の登寿ホールディングスが進めているJR帯広駅南口再開発で、商業施設と公共スペースで構成される「ナンモナンモ帯広」(帯広市西4条南)の概要が、総合プロデュースを務める食品販売・飲食店経営のスマイルズから公表された。フードホール&マーケット、クリニック、教育・生活サービスの3棟で構成され、中心部にイベント会場に使用できる公共スペースを配置する施設で、2028年春に開業する。
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ナンモナンモ帯広は、公共スペースを含めた敷地面積約1万1,000平方メートル。鉄骨平屋と2階建て3棟の商業施設を建て、延べ床面積約5,800平方メートル。フードホール&マーケット棟は飲食店やコンビニエンスストア、ドラッグストアなど、クリニック棟は診療所、健診施設、調剤薬局など、教育・生活サービス棟は生活サービス店、サテライト教室などが出店する。
施設名称の「ナンモナンモ」は北海道弁で「どういたしまして」「何にも問題ないですよ」を意味する。地域の人一人ひとりの思いやアイデアを積み重ねてこの場所を育てていこうと考え、この名称に決めたという。
帯広駅周辺では藤丸百貨店をはじめ、長崎屋帯広店直営売り場、長崎屋内に出店していたスーパーの福原長崎屋店が相次いで閉店した。このため、駅前が灯の消えた状態になり、登寿ホールディングスが長崎屋跡地を取得して再開発を進めている。
再開発計画は商業施設のほか、全185戸で鉄筋コンクリート14階建て延べ約1万7,000平方メートルの分譲マンション、鉄骨10階建て延べ約8,900平方メートルのホテルが予定されている。このうち、分譲マンションは工事が急ピッチで進んでおり、2028年春ごろから引き渡しに入る予定。(記事:高田泰・記事一覧を見る)