ミダックホールディングス、エノケン工業を子会社化、静岡で最終処分シェア拡大へ
2026年4月6日 07:27
■静岡中東部のがれき処分基盤を取得、地域シェア向上を図る
ミダックホールディングス<6564>(東証プライム)は4月3日、有限会社エノケン工業の全株式を取得し、子会社化することを決議したと発表した。廃棄物処理を軸に循環型社会の実現を目指す同社グループにとって、静岡県内における最終処分体制の強化を図る戦略的なM&Aとなる。
エノケン工業は1995年設立で、静岡県牧之原市において安定型最終処分場を運営し、建設会社や解体工事業者から排出されるがれき類の処分を手掛けてきた。今回、後継者問題を背景に「支援型M&A」として取り込むことで、同社グループは静岡中部から東部にかけての処分シェア拡大を見込む。あわせて、浜名湖クリーンセンターで培った運営ノウハウを共有し、最終処分場の長寿命化を図る。
今後は安定型最終処分場の新規設置も視野に入れ、関東圏からの廃棄物受け入れに向けた処理能力の増強投資を進める方針である。ミダックグループの10年ビジョン「Challenge 80th」に基づき、M&Aと成長投資を加速させ、企業価値の向上を目指す。なお、同件による連結業績への影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)