羽田エアポートガーデンが3月からリニューアルへ、利用低迷でてこ入れか

2026年2月6日 14:04

 羽田空港(東京都大田区)第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」(大田区羽田空港)が、3月から夏にかけ、商業エリアを段階的にリニューアルする。ショッピングモールを運営する住友不動産商業マネジメントが明らかにしたもので、商業エリア14店を入れ替える方針。開業以来、集客に苦戦していただけに、てこ入れに動いたとみられている。

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 新規出店が決まったのは、京都ラーメンの「麵屋優光」(3月開店)、皮革製品の「ヘルツ」(4月開店)、「マザーハウス」(4月開店)、カフェラウンジの「NODOKA(ノドカ)」(7月開店)。

 Tシャツの「OJICO(オジコ)」、和食器・キッチン雑貨の「吉祥寺菊屋」、Tシャツ・土産物の「スパークル」は、2月に移転リニューアルする。

 羽田エアポートガーデンは、第3ターミナルに隣接する約4万3,000平方メートルの羽田空港敷地内に整備された12階建て延べ約9万1,500平方メートル。全1,691室のエアポートホテルをはじめ、約80店のショッピングモール、リムジンバス・高速バス・路線バスのターミナル、入浴施設の「泉天空の湯羽田空港」、約1,100平方メートルのホールを備えたMICE施設「ベルサール羽田空港」が入っている。

 ホテルなどが2022年に先行開業し、2023年にショッピングモールなどがオープンしたが、当初から集客に苦戦し、SNSなどで「ガラガラ」などといわれている。

 空港駐車場が常に満杯状態なのに、約440台分を備えた羽田エアポートガーデンの駐車場は空きが目立つため、羽田エアポートガーデンに駐車して電車で第1、第2ターミナルに向かう混雑対処法がインターネット上に多数、公開されもした。

 住友不動産商業マネジメントは今回のリニューアルを、「24時間機能するための役割強化や等身大の日本らしさ深化で施設価値を向上させるため」と説明しているが、状況の改善が図れないことから、本格的なてこ入れに踏み切ったとの見方が出ている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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