JR鳥取駅高架下の「シャミネ鳥取」、10月1日に飲食ゾーンなど開業へ

2025年9月3日 08:55

 JR西日本山陰開発は、JR鳥取駅高架下の商業施設「シャミネ鳥取」(鳥取県鳥取市東品治町)に10月1日、新しい飲食ゾーンの「えきなかキッチン」と土産品とコンビニエンスストア「セブン-イレブン」の複合店舗となる「おみやげ楽市」をオープンする。

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 えきなかキッチンは、駅利用者や駅周辺で働くサラリーマン、OL、近隣住民から駅の中に飲食店やカフェ導入を求める声が多く上がっているのを受け、既存の飲食ゾーンをリニューアルする。

 出店するのは、鳥取市初となる土佐料理の「藁焼き龍馬」と串カツの「ニュー山ちゃん」をはじめ、そば・カニ飯の「砂丘そば」、カレーの「コサジイチ」、牛骨ラーメンの「龍瞳」、焼肉の「牛王」、海鮮居酒屋の「三代目網元魚鮮水産」の合計7店。

 おみやげ楽市は、改札前に位置する複合店。鳥取県の魅力が詰まった土産物と日常の便利さで勝負するコンビニがスクラムを組む。現在はセブン-イレブン部分だけが営業し、土産物販売は隣接する仮設店舗で行っている。

 シャミネ鳥取は、1978年の鳥取駅高架化に合わせ、鳥取駅西側の高架下に設けられた商業施設で、本館とえきなんフードパークで構成する。売り場面積は約2,500平方メートル。現在、飲食や物販、各種サービスの約25店が入居している。8月にコンコースゾーンをリニューアルし、土産物の「鳥取菓の座」など4店が登場した。

 リニューアル記念イベントとして、10月1日以降、えきなかキッチンで税込2,500円以上飲食し、JR西日本のWESPOアプリに登録した人へ1,000円分の買物券をプレゼントするほか、WESPOスタンプラリー、ポイント10倍デーの開催を予定している。

 シャミネは、JR西日本山陰開発が運営する商業施設で、鳥取駅のほか、松江駅(島根県松江市)、米子駅(鳥取県米子市)で営業している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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