日産、軽ハイトワゴン「ルークス」の新型を初公開 室内空間や安全装備を充実

2025年8月25日 16:51

 日産自動車は22日、軽ハイトワゴン「ルークス」の最新モデルを発表した。発売は2025年秋頃の予定で、希望小売価格は160万円台~となる。

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 ルークスは「家族が、ぐっと近づく軽」をキャッチコピーに、余裕のある室内空間や充実した装備などで高評価を得ている。全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,780mmのサイズは、ドライバーや同乗者がリラックスしやすい居住性だ。

 新型ルークスの最大の注目点は、開放感を高めたインテリアだ。従来モデルと比べて室内長が115mm長く、2,315mmまで伸びた。この数値はクラストップとなり、長距離運転でのくつろぎやすさに貢献する。

 後席ニールームの795mmもクラストップの数値で、大人でも窮屈さを感じにくい。さらに小さな子どもなら立ったまま着替えられるため、アウトドアにも最適だ。荷室も675mmで、軽ハイトワゴン屈指のサイズ。キャンプや買い物などで、荷物の積み下ろしがスムーズになるだろう。

 性能面でも燃費や静粛性が改善され、長距離運転に使いやすくなった。とりわけ静粛性を強化するため、ドアやタイヤ周辺に遮音シートや高機能吸音材を取り入れている。

 先進安全運転技術では「インテリジェント アラウンドビューモニター」を採用。3つの新機能が含まれており、このうち「インビジブルフードビュー」は、軽自動車初の搭載となる。車体下の映像を生成するため、縁石や障害物などの接触を防ぐのに役立つ。

 日産の軽自動車初となる「3Dビュー」では、3D映像でルークス周辺の状況を直感的に確かめられる。新機能「フロントワイドビュー」により、運転席からの死角となる前方の左右を視認できるため、交差点などでの事故リスクを軽減できる。

 日産では新型ルークスの魅力を、Webサイトで先行公開している。

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