ルノー、売れ筋コンパクトSUV「チャプター」を大規模マイチェン

2018年3月9日 10:42

 ルノー・ジャポンは、同社のコンパクトSUV「ルノー・キャプチャー」に、新世代のルノーデザインを特徴であるCシェイプフロントLEDランプをはじめとするLEDヘッドランプ&テールランプ、そして悪路での走破性を高める機能のエクステンデッドグリップを装備するマイナーチェンジ版のNEWルノー・キャプチャーを全国のルノー正規販売店で販売すると発表した。

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 ルノー・キャプチャーは、「Explore(冒険の旅に出る)」をテーマとするコンパクトSUVで、流れるようで力強く、かつエレガントなシルエットのボディライン、高いアイポイントとコンパクトなボディサイズによる取り回しの良さが特徴のモデルだ。ボディサイズは全長×全幅×全高4135×1780×1585mm、ホイールベース2605mmである。

 NEWルノー・キャプチャーは、エクステリア、インテリアともに刷新され、悪路での走破性を高める機能のエクステンデッドグリップを新たに搭載した。

 新装備のエクステンデッドグリップは、3つの走行モード切り替えにより、路面状況に応じて最適な駆動力を発揮するシステムだ。エクステンデッドグリップの性能を十分に活かすために、マッド&スノータイヤを装着している。サイズは205/55R17だ。

 前後バンパー下部に新たに装着されたスキッドプレートは、SUVらしさを主張する。NEWルノー キャプチャーの2トーンのボディカラー(ボディ、ルーフカラーの組み合わせ)は、すべて新色となった。

 ルノー・キャプチャーが搭載するパワーユニットは、1.2リッター直噴ターボエンジン。このエンジンは筒内直接噴射方式、ダブルVVT(可変バルブタイミング)、ターボチャージャーを組み合わせることで、1.2リッターの小排気量ながら、1.6リッタークラスの自然吸気エンジン並みの118psの最高出力と、2.0リッター自然吸気エンジンに匹敵する205Nmの最大トルクを発生する。また、エンジン回転数、わずか2000rpmから最大トルクを発生するエンジン特性は、毎日の街乗りで快適なドライバビリティを提供する。

 なお、燃料消費を抑えるために、減速時にオルタネーターを稼働させてバッテリーに充電する回生機構、バッテリーからの電源供給機会を増やしてエンジン負荷を軽減し燃料消費を抑える機能を組み合わせた、 エナジースマートマネジメント(ESM)も搭載する。

 組み合わせるトランスミッションは、2組のクラッチシステムを持つ高効率のトランスミッション「6速EDC/エフィシエント デュアル クラッチ」で、オートマチックトランスミッションと変わらない操作で運転することが出来マニュアルモードではきびきびとした走りが楽しめる。

 インテリアは2トーンカラーの内装、ルーフカラーに合わせたシートカラー、ソフトタッチ素材を取り入れたダッシュボードなどにより、上質な室内空間を演出する。

 グレード構成は、ルーフカラーと同色のファブリックシートを装備した、「インテンス」(269.9万円)と、レザーシートを装備した「インテンス・レザー」(279.9万円)の2グレードだ。(編集担当:吉田恒)

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