スカイツリー、1995台の照明器具でオールLED化へ 

2011年6月15日 22:01

 東武タワースカイツリー、東武鉄道、パナソニック電工の3社は15日、「東京スカイツリー」のライティングを、合計1,995台の照明器具によりオールLED化すると発表した。
 
 スカイツリーのライティング機器については、パナソニック電工が開発に取り組んできたが、今回仕様が決定。省エネ性に優れたLED照明器具と、それらの器具を高速制御するLED演出システムの開発により、消費電力は、ライティングデザイン「粋」パターン(1,588台点灯)で、パナソニック電工製の従来光源と比べ、約43%省エネの約153キロワットとなる見込み。一方、ライティングデザイン 「雅」パターン(1,347台点灯)の場合は、従来光源比約38%省エネの約83キロワットとなる見込み。

 スカイツリーのオールLED化は、計画当初から実現の可能性について議論されてきたが、今回、「LED照明は優れた演出性が期待できるほか、省エネで環境に配慮した新しい時代のタワーとしてのメッセージを発信できると考え、ライティング照明器具をすべてLED照明とした」という。
 
 また、さらなる省エネを目指し、内部照明についても、すべての観覧スペースでLED化していく方針。

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