【注目株】ロームは今期慎重で続落だが割安感強まり再評価の兆し

2011年5月14日 14:53

■無借金銘柄で1株純資産の7割水準

  ローム <6963> は13日、軟調続落となったものの、後場寄り後の4680円(105円安)を安値に下げ止まり、終値は4730円(55円安)。4日続落ながら、5月10日に発表した2011年3月期の決算を境にした下げ相場に一服感との見方が出てきた。11年3月期の1株純資産は6184円91銭。この7割台水準のため、割安感が強まってきたようだ。

■タブレットPC向けなども見直す動き

  同社は、いわゆる「日本だけ」の電子部品を多く開発・製造する無借金企業。11年3月決算は、次世代型の新ダイオードなどの量産開始もあり、売上高は前期比1.9%増の3428.9億円、営業利益は同74.0%増の327.4億円と好調だった。ただ、今期の予想は、売上高を0.9%増、営業利益は0.8%増。予想1株利益も194円78銭のため、ひとまず現金化する動きが広がったとみられている。

  しかし、5月12日には、業界で初めて、市場拡大が進む車載LEDヘッドランプ/DRL向けに専用1チップLEDドライバLSIを開発と発表し、今期以降の寄与に期待が出たほか、スマートフォンやタブレットPC向けの需要拡大も再評価する動きが出てきたようだ。1株純資産殻は割安感が強いだけに、下げ一巡となれば再び買い直す動きが広がる可能性がいわれている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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