TDSE 中間期売上高が創業以来最高、15.0%増収・営業利益85.8%増、生成AI関連が牽引

2026年11月4日 09:21

*09:21JST TDSE---中間期売上高が創業以来最高、15.0%増収・営業利益85.8%増、生成AI関連が牽引
TDSE<a href="https://web.fisco.jp/platform/companies/0704600?fm=mj" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><7046></a>は10月30日、2027年3月期第2四半期(2026年4月-9月)決算を発表した。売上高は中間期として創業以来最高の16.28億円(前年同期比15.0%増)、営業利益は0.79億円(同85.8%増)、経常利益は0.77億円(同62.7%増)、中間純利益は0.51億円(同62.9%増)となり、2ケタ増収と大幅増益を同時に達成した。1株当たり中間純利益は24円37銭(前年同期は15円07銭)。営業活動によるキャッシュ・フローは0.42億円の収入(前年同期は0.12億円の支出)と黒字に転じた。
中期経営計画「SHIFT2028」では、成長軸の生成AIへの転換、収益構造のストック型への転換、実行体制の集約・融合を進めており、成長投資による体制強化が具体的な成果につながり始めている。営業面では、第1四半期に営業人員の増強を終え、第2四半期には主要顧客ごとのアカウントプランとパートナー戦略を策定。全案件の進捗を経営がレビューする仕組みも定着し、生成AIを起点にプロダクトとコンサルティングを組み合わせる提案が拡大した。技術面では人事制度の移行を完了し、Dify・Databricksなどの成長領域への人員シフトに着手。外部パートナーも活用して提供体制を確保し、想定を上回る需要の取り込みを進めている。上期の生成AIエージェント売上比率は55%、ストック型売上比率は24%と、いずれも年度着地予想の水準を上回り、事業構造の転換が進展した。新サービスのオンプレミス型AIエージェント基盤「TDSE AI Forge」にも、機密情報を安全に活用したい企業を中心に想定を上回る引き合いが寄せられている。こうした成長領域への投資を継続しながら、増収増益を実現した。
2027年3月期通期の業績予想は、売上高32.00億円、営業利益1.30億円、経常利益1.30億円、当期純利益0.85億円で据え置いた。一方、トップメッセージでは、中間期の売上高が過去最高となり、通期計画への進捗も例年を上回る水準で折り返したと説明している。中間期の進捗率は売上高50.9%、営業利益61.1%と、とりわけ利益面での進捗が先行する。生成AIエージェント領域の成長に加え、第2四半期の収益性改善は、下期の業績拡大への期待を高める材料といえよう。Dify・Databricks等の需要の取り込みと、営業・技術人材への先行投資の成果が重なれば、成長と採算改善の両立が一段と進むことも期待される。現時点で上方修正は示されていないものの、好調な中間期実績を踏まえ、通期計画を上回る業績の実現にも期待したい。下期の受注動向と成長投資の収益貢献に注目が集まりそうだ。《KA》

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