米国株式市場見通し:主要企業の決算発表やFOMCなど重要イベント目白押し

2026年10月24日 14:15

*14:15JST 米国株式市場見通し:主要企業の決算発表やFOMCなど重要イベント目白押し

来週は国内外で主要企業の決算発表が佳境を迎える。とりわけ、メタが決算発表後に大きく売り込まれていることからも、アルファベット、マイクロソフト、アマゾンなどハイパースケーラーの決算内容、設備投資計画に関心が高まる公算。過剰投資への懸念沈静化につながるのかどうか、全体相場の行方を左右するものにもなろう。ただ、翌週には中間選挙を控えており、結果次第ではAI開発抑制議論が高まる可能性に注意は必要。

決算発表はその他にも、ボーイング、コーニング、シーゲイト、サービスナウ、キャタピラー、インテル、サンディスク、海外企業でもサムスン電子、BYD、アストラゼネカ、SKハイニックスなど注目企業が目白押し。総じて、AI・半導体関連株の決算ハードルは高い状況だが、その他の銘柄では好決算にストレートな反応がみられている。

来週、連邦公開市場委員会(FOMC)も開催されるが、今回は政策金利の据え置きが想定されている。ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を受け、今後の利上げの確度を見極めることになるが、あくまで中間選挙後の中東情勢や原油相場の変化が12月の金融政策のカギを握るとみられ、今回FOMCで株価の方向性は定まりにくいと考える。AI関連株の調整を主因に長期金利は足下で一服している。ただ、原油相場が高止まりしている中、AI関連株に関しては、株価の上昇が長期金利の上昇につながり、バリュエーションの割高感を強めさせることにもなる状況。しばらくは戻りも限定的となりそうだ。

経済指標は、27日に8月住宅価格指数、8月S&Pケースシラー住宅価格指数、9月耐久財受注、9月新築住宅販売件数、10月コンファレンスボード消費者信頼感指数、29日に7-9月期GDP、9月個人所得・個人支出・デフレーター、新規失業保険申請件数、30日に10月シカゴ購買部協会景況指数が発表される。なお、27日から28日にかけてはFOMCが開催され、28日にはウォーシュFRB議長の会見が予定されている。

主な決算発表は、26日にベライゾン、ニューコア、27日にテラダイン、ボーイング、フリーポートモクモラン、ユニバーサルヘルス、コーニング、コカコーラ、ノバルティス、シーゲイト、UPS、ビザ、28日にフォード、フェデックス、アルファベット、マイクロソフト、サービスナウ、29日にアマゾン、キャタピラー、ギリアド・サイエンシズ、インテル、イーライリリー、マスターカード、メルク、スターバックス、サンディスク、アレグロマイクロ、ファーストソーラー、30日にシェブロン、エクソン・モービルなどが予定されている。《FA》

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