リボミック、通期事業収益予想を47.3%上方修正――海外企業との技術評価契約で赤字縮小

2026年10月21日 06:54

■2027年3月期事業収益2600万円、契約対価約837万円を計上へ

 リボミック<4591>(東証グロース)は10月20日、2027年3月期の業績予想を上方修正するとともに、海外のバイオテック企業とDDSアプタマー技術の評価契約を締結したと発表した。事業収益予想を従来の1700万円から2600万円へ、従来予想比47.3%増額する。技術評価契約に基づく約837万円の収入を今期の事業収益に計上する見込み。

 通期営業損失の予想は15億4700万円から14億7700万円へ、経常損失は15億4200万円から14億3800万円へ縮小する見通し。当期純損失も15億4300万円から14億4900万円へ改善を見込む。臨床試験費用や研究開発費の想定下振れに加え、希少疾病用医薬品の研究開発に関する助成金収入などを織り込んだ。

■海外バイオ企業から5万3000米ドル、共同研究の実施は未確定

 同契約は薬剤を目的の組織に運ぶDDS技術の評価に関するもので、リボミックが保有するアプタマーを相手先に提供する。対価は5万3000米ドルで、換算額は10月19日時点の為替レートに基づく。相手企業の名称は守秘義務により非公表とし、現段階で業務提携や共同研究の実施を確約するものではない。

 創薬支援事業における技術評価契約としては6件目となる。今回の業績予想修正では、契約収益の追加と費用・助成金に関する見通しの変更が反映された。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事

最新記事