エル・ティー・エス、10月23日に東証プライムからスタンダードへ、適合計画を撤回

2026年10月19日 06:54

■市場区分変更が正式承認、上場維持基準への対応方針を転換し将来のプライム復帰を目指す

 エル・ティー・エス<6560>(東証プライム)は10月16日、東京証券取引所からスタンダード市場への市場区分変更の承認を受けたと発表した。10月23日付で現在のプライム市場からスタンダード市場へ移る。同社は同時に、2023年3月に公表したプライム市場の上場維持基準への適合に向けた計画を撤回する。

 同社は企業の経営改革やデジタル変革を支援するコンサルティング事業などを展開している。これまでプライム市場の基準を満たすための取り組みを継続し、2024年、25年、26年にも進捗状況を公表してきた。今回の正式承認を受け、当面はスタンダード市場に所属して上場を継続する方針を明確にした。

 市場区分の変更自体は、同社による上場廃止や株式の非公開化を意味しない。一方、上場市場が変わることで、市場区分を基準とする指数や機関投資家の投資対象、株式の流動性などに影響が及ぶ可能性がある。ただし、それらの具体的な影響額は会社発表に示されておらず、株価への反応も本件発表からは判断できない。

 会社側は、事業モデルや顧客基盤を踏まえれば、市場変更による事業への影響は限定的と説明。ガバナンスの充実や資本市場との対話を続け、将来的にはプライム市場の基準への再適合を目指す。今回の開示で新たな業績予想や財務目標の修正は発表されていない。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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