『マリオカート ワールド』、「おばけぬま」などSFC版の10コースと観戦モードを追加
2026年9月11日 11:16
Nintendo Switch 2用ソフト『マリオカート ワールド』の更新データVer.1.8.0が、2026年9月10日に無料配信された。初代『スーパーマリオカート』をモチーフにした10コースが選択可能になったほか、「サバイバル」の新ルートや観戦モード、タイムアタックの機能などが追加されている。
■初代『スーパーマリオカート』由来の10コースを追加
今回のアップデートでは、フリーランで探索できる世界の中に組み込まれていた、初代『スーパーマリオカート』を思わせるエリアが、独立したコースとして走れるようになった。対象となるのは「VSレース」「タイムアタック」と、通信対戦の「レース」である。
追加されたのは、「マリオサーキット」から選べる「SFC マリオサーキット 1」「SFC マリオサーキット 2」「SFC マリオサーキット 3」、「おばけシネマ」から選べる「SFC おばけぬま 1」「SFC おばけぬま 2」「SFC おばけぬま 3」の6コースである。
さらに、「チョコマウンテン」から「SFC チョコレーとう 1」「SFC チョコレーとう 2」、「アイスビルディング」から「SFC バニラレイク 1」、「ノコノコビーチ」から「SFC ノコノコビーチ 1」を選択できる。合計で10コースとなる。
これらのコースでは、通常のアイテムボックスに代わり、路面に置かれたアイテムパネルを踏んでアイテムを入手する。1992年発売の『スーパーマリオカート』で採用されていた仕組みを取り入れた演出である。なお、「マリオサーキット」へ向かう通常のレースではアイテムボックスが出現する。
任天堂が公開した海外向けの案内でも、フリーランを詳しく探索したプレイヤーなら、世界の一部が初代作品のコースによく似ていることに気付いていたかもしれないと紹介されている。今回の更新によって、そうした場所を正式なレースコースとして選べるようになった形だ。
■サバイバルに「プロペララリー」と「カブラリー」
広い世界をノンストップで走り、チェックポイントごとに規定順位に入れなかったプレイヤーが脱落する「サバイバル」には、「プロペララリー」と「カブラリー」が追加された。
「プロペララリー」は「どんぐりツリーハウス」から「キラーシップ」へ、「カブラリー」は「DKスノーマウンテン」から「ヘイホーカーニバル」へ向かうルートである。「サバイバル」のラリーを少なくとも1つ遊んだことがあると選択できる。
任天堂は、サバイバルのルートを今後もアップデートで順次追加する予定としている。具体的な追加数や配信時期は明らかにしていない。
■最大26人のグループと観戦モードに対応
「インターネットで」と「LANプレイ」のグループでは、新たに「観戦モード」を利用できるようになった。グループへ参加した後、ポーズメニューでYボタンを押すと、ゲームに参加せず観戦だけを行う状態へ切り替えられる。
グループの参加上限は26人に拡大されたが、実際にレースやフリーランへ参加できる人数は最大24人のままである。これにより、24人がレースに参加し、残る2人が観戦する構成も可能になる。
観戦中はYボタンでプレイヤー視点のカメラへ切り替えられる。また、レースとサバイバルでは、方向ボタンの右を押すことで、参加者の順位をリアルタイムに確認できる。
■タイムアタックやフォトモードを改善
タイムアタックでは、ラップごとのタイムが表示されるようになった。ゴーストとのタイム差を表す色も変更され、ゴーストより速い場合は赤、遅い場合は青で表示される。
ポーズメニューの「カメラ」で撮影する際に使用できるフレームには、新たなフィルターが追加された。レース中やフリーラン中の場面を、これまでとは異なる見た目で撮影できる。
レースでは、コースの長さに応じてレートの変動幅が変わるようになった。バトルについても、同じスコアだった場合のレート計算方法が変更されている。さらに、ゲッソーのスミを受けたときの滑りやすさも調整された。
■アイテムとレースバランスを調整
ミドリこうら、ゴールデンこうら、ファイアボール、アイスボール、ブーメランは、壁で跳ね返る回数が少なくなった。ドッスンなどにつぶされた後に元の状態へ戻るまでの時間が短縮され、テレサにアイテムを取られた際には、続けてテレサの攻撃を受けなくなる時間が延長された。
レースとサバイバルでは、アイテムボックスから入手できるアイテムの確率が調整された。「アイテムスイッチ」を使用するルールでも「オートアイテム」を利用できるようになっている。
ライバルが所持しているアイテムについては、コイン、ハテナブロック、カメック、ゲッソー、ハネ、ファイアボール、アイスボール、ブーメラン、ハンマーが新たに画面上で確認できるようになった。
コースにも変更が加えられた。「おばけぬま」では路面のふちを使ったウォールランができなくなったほか、「どんぐりツリーハウス」や「ホネホネツイスター」から「おばけシネマ」へ向かうレースにはブイが追加された。
このほか、レール終端で通常より高くジャンプできる場合があった問題、フリーランで操作不能になる場合があった問題、トゲゾーこうらがレール上を逆走する問題など、複数の不具合も修正されている。
■オンラインプレイには最新版が必要
任天堂によると、オンライン要素を利用するには最新の更新データが必要となる。更新後は、以前のバージョンを使用しているプレイヤーとのローカル通信およびLANプレイはできない。
インターネットを利用する一部のモードや機能には、有料サービスのNintendo Switch Onlineへの加入も必要である。
『マリオカート ワールド』は2025年6月5日に発売された。任天堂の公表資料によると、世界累計販売本数は2026年6月末時点で1539万本に達している。更新データVer.1.8.0はNintendo Switch 2向けに無料で配信されている。
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元記事: Mario Kart World Unlocks 10 SNES Circuits Hidden in Its Open World Since Launch