『くみたんてい:昭和の殺戮無感動学園』第2話、11月12日配信 価格改定も予定
2026年9月8日 18:42
Mango FactoryとAkupara Gamesは、デスゲームを題材としたマーダーミステリーADV『くみたんてい:昭和の殺戮無感動学園』の第2話「Gloomy Shojo Sunday」を、2026年11月12日にPC向けに配信する。既存の購入者には、全6話の一部として追加料金なしで提供される。
本作は、レトロアニメ風のビジュアルと事件捜査、デッキ構築型のカードバトルを組み合わせたエピソード形式の作品だ。第2話の配信に合わせて基本価格が引き上げられる予定だが、日本での改定後の価格は明らかにされていない。
■第2話「Gloomy Shojo Sunday」を11月12日に配信
Mango FactoryとAkupara Gamesは2026年9月6日、パブリッシャーの配信番組「Akupara Direct」で、『くみたんてい:昭和の殺戮無感動学園』第2話「Gloomy Shojo Sunday」の配信日を11月12日と発表した。公開されたトレーラーでは、第1話に続く物語の一部と、登場人物たちを取り巻く不穏な雰囲気が描かれている。
第1話は2026年4月23日に配信された。Metacriticでは、記事公開時点で5件の批評家レビューに基づくメタスコア79を記録している。日本のSteamストアでは、307件のユーザーレビューを集め、全体の評価は「非常に好評」となっている。
デスゲームを扱う推理ADVでは、スパイク・チュンソフトがシリーズ最新作『スーパーダンガンロンパ2×2』を2027年初頭に発売する予定だ。同作には『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』の原作シナリオを現行機向けに刷新したモードに加え、同じ舞台と登場人物を使いながら、被害者や犯人、トリックが異なる新シナリオが収録される。
■架空の1989年を舞台にしたデスゲーム
『くみたんてい:昭和の殺戮無感動学園』の舞台は、異なる歴史をたどった1989年の大日本帝国である。各分野で優れた才能を持つ16人の「絶対的生徒」が、朽ちかけた地下壕で目を覚まし、ヤヌス研究所が仕組んだ「無感動実験」に巻き込まれる。
参加者に突き付けられるのは、殺人を犯して逃げ切るか、最後の一人になるまで生き残るかという状況だ。主人公の真田ひまりは、「絶対的バリスタ」と呼ばれるコーヒーの専門家である。プレイヤーはひまりを操作し、クラスメートと交流しながら信頼関係を築き、事件現場を調査して真相を追う。
全体は6つのエピソードで構成される予定で、ヤヌス研究所の正体や「無感動実験」の目的は、シリーズを通じて描かれる謎となっている。
■1980年代アニメに着想を得たビジュアル
本作は、高橋留美子の『うる星やつら』をはじめとする1980年代アニメと、『ダンガンロンパ』『逆転裁判』などのミステリーADVに着想を得ている。表情豊かなキャラクターデザインや鮮やかな色彩に、アナログホラーを思わせる不穏な演出を組み合わせた作風が特徴だ。
副題の「Gloomy Shojo Sunday」に含まれる「Shojo」は、日本語の「少女」をローマ字で表したものだ。少女漫画を連想させる言葉ではあるが、発表済みの情報では副題の具体的な意味や、第2話の物語との関係は説明されていない。
トレーラーも物語の詳細より雰囲気を重視した内容となっており、第2話で発生する事件や登場人物の運命などは伏せられている。
■人間関係をカードバトルに反映
『くみたんてい』は、事件現場の捜査や登場人物との交流に加え、デッキ構築型のカードバトルを討論に取り入れている。
プレイヤーは自由時間にクラスメートと交流し、会話やプレゼントを通じて関係を深める。そこで獲得したカードを組み合わせ、裁判に相当する「臨床試験」での論戦や、登場人物との1対1のカードバトルに使用する。人間関係の構築が討論で使える手段に結び付く点が、本作のゲームシステム上の特徴となっている。
第1話のレビューでは、ビジュアルや音響、物語、登場人物を評価する意見が見られた一方、カードバトルについては調整不足や分かりにくさを指摘する媒体もあった。第2話でシステムがどのように調整されるかについて、開発元から具体的な説明は出ていない。
■日本での通常価格は1700円
『くみたんてい:昭和の殺戮無感動学園』は、SteamでPC向けに配信されている。日本での通常価格は1700円で、記事公開時点では9月17日までの30%割引により1190円となっている。購入前に序盤を試せる無料デモも用意されている。
本編を一度購入すれば、今後配信されるものを含む全6話を追加料金なしで遊べる。開発元は新しいエピソードの配信に合わせて基本価格を段階的に引き上げる方針を示しており、第2話の配信後は米国価格を14.99ドルから19.99ドルへ変更する予定だ。日本での改定後の価格は発表されていない。
すでに本編を購入しているプレイヤーには、第2話も追加料金なしで提供される。Steamストアに記載されているインターフェース対応言語は、日本語、英語、スペイン語、中国語簡体字で、音声は英語のフルボイスに対応する。
■Akupara Games初の自社ショーケースで発表
第2話の配信日が発表された「Akupara Direct」は、Akupara Gamesの設立10周年を記念して2026年9月6日に開催された、同社初の自社ショーケースだ。
番組本編は約30分で、インディーゲームのキュレーターとして活動するAlphaBetaGamerが司会を務めた。複数の新作発表や、発表済みタイトルの配信日が紹介され、『くみたんてい』第2話もその一つとして取り上げられた。
元記事: Kumitantei Episode 2 Arrives November 12 to Fill Danganronpa’s Nine-Year Gap