ZenmuTech、秘密分散プロキシ技術を事業化、医療データのサイバー防御強化

2026年9月2日 06:49

■特許第7825250号を活用、通信データを分割・無意味化し漏えいリスクを低減

 ZenmuTech<338A>(東証グロース)は9月1日、医療AIプラットフォーム技術研究組合(HAIP)と共同で、「秘密分散プロキシ技術」を活用したサイバーセキュリティ事業を開始すると発表した。両者が共同開発し、特許を取得した特許第7825250号「データ通信システム」を基盤に、医療機関の機微なデータ通信を保護し、サイバーレジリエンスの向上を支援する。

 同技術は、送信側で通信データを複数の分散片に分割・無意味化し、複数のTLS通信経路で送信した後、受信側で元のデータに復元する仕組み。一部の分散片が通信途中で窃取・攻撃されても元データの漏えいリスクを低減できる。既存システムやアプリケーションへの適用性を備え、量子コンピューター時代も見据えた次世代セキュリティ技術として展開する。

 今後は病院、診療所、介護施設、薬局などを結ぶ地域医療連携ネットワークや複数施設間の医療情報通信への活用を計画する。HAIPがワーキンググループを組成し、優先適用領域や新たなユースケースの検討・実証を進めるほか、自治体、企業、研究機関などへの展開も検討する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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