タウンズ、Craifの53億円シリーズDを共同主導、膵がんSaMD連携を推進

2026年8月19日 06:30

■米国R&D強化や国内臨床開発へ、同社は資金調達の一部を先行出資

 タウンズ<197A>(東証スタンダード)は8月18日、資本業務提携先のCraifが総額約53億円のシリーズDラウンドを実施し、タウンズとGranite Integral Capitalが共同主幹投資家となったと発表した。調達額の内訳は第三者割当増資・セカンダリー取引が約48億円、融資が5億円で、タウンズは一部を先行して出資している。

 タウンズは体外診断用医薬品や研究用試薬、医療機器などの開発・製造・販売を手掛ける。Craifは尿中マイクロRNA解析技術を基盤に、尿がんリスク検査「マイシグナル」や膵がん医療機器プログラムを開発している。今回の資金は米国でのR&D体制強化や保険償還を見据えた製品展開、国内での研究開発・事業開発組織の拡大、膵がんSaMDの薬事承認に向けた臨床開発などに充てる。

 タウンズは2026年7月の業務提携で「マイシグナル・スキャン」の国内医療機関向け販売権を取得し、開発中の膵がんSaMDについても同販売チャネルで国内独占販売権を持つ。関連・派生する他がん種向けSaMDや新たなSaMD製品には優先交渉権を有する。今回の資金調達によるタウンズの業績への影響は現時点で軽微としており、重要な影響が判明した場合は速やかに開示する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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