『Ghost of Yōtei Complete Edition』10月1日発売、「関ケ原 慕情譚」など新コンテンツは10月2日配信

2026年8月14日 17:54

サッカーパンチ・プロダクションズとソニー・インタラクティブエンタテインメントは8月12日、PS5用ソフト『Ghost of Yōtei Complete Edition』を2026年10月1日に発売すると発表した。日本での価格は8,980円(税込)。既存プレイヤーは「Ghost of Yōtei Complete Edition Upgrade」を1,480円(税込)で予約購入できる。新たなストーリー拡張コンテンツ「Echoes of Sekigahara/関ケ原 慕情譚」と戦闘サバイバルモード「Most Wanted/剣客戯譚」は、日本では10月2日に配信されるパッチ2.0から利用可能になる。9月30日までに購入または予約購入すると、「境井家の鎧」が10月2日から先行アンロックされる。

■「関ケ原 慕情譚」:2つの時代を描く拡張ストーリー

目玉となる追加コンテンツ「Ghost of Yōtei: Echoes of Sekigahara/関ケ原 慕情譚」は、本編とは異なる構造を持つストーリー拡張だ。物語は、篤が本土にいたころの回想と現在を行き来しながら展開する。現在の物語では、かつて“蛇”と、その忠実な一味である“毒蝮党”が暮らしていた、これまで描かれることのなかった谷を探索する。過去の物語では、1600年の関ヶ原の戦いに身を置いていた篤や、復讐を果たすため故郷へ戻る前に経験した重要な出来事が描かれる。

関ヶ原の戦いは、本作の舞台である1603年の3年前に起きた出来事である。本編では篤の本土での過去について言及されていたが、「関ケ原 慕情譚」ではその時代にさかのぼり、現在の篤につながる出来事を描く。

現在の物語では、篤は蝦夷の地へやって来た過去に関わる人物“長門”と出会う。拡張コンテンツには、新たな敵との戦いに加え、新しい重量武器、鎧、染色なども登場する。サッカーパンチは、配信までの数週間にさらに詳しい情報を公開する予定だ。

■「剣客戯譚」:ローグライク要素を取り入れたサバイバルモード

2つ目の追加コンテンツ「Ghost of Yōtei: Most Wanted/剣客戯譚」は、ローグライクの要素を取り入れたシングルプレイヤー向け戦闘サバイバルモードだ。プレイヤーは賞金首の依頼を受けて新たな挑戦を開始し、敵を倒すことでパークを獲得する。プレイを進めると、新たな操作キャラクターもアンロックされていく。

操作キャラクターはそれぞれ異なる武器を得意としている。篤は二刀、お雪は鎖鎌、長門は槍を得意とする。各キャラクターのプレイスタイルが異なる武器種と結びついているため、本編で特定の武器を中心に使っていたプレイヤーにとっても、異なる戦い方を試す機会となりそうだ。

ソニーのファーストパーティタイトルでは、これまでにも発売後のコンテンツとしてローグライトやランベースのモードが採用されてきた。2023年には『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』に無料DLC「ヴァルハラ」が追加され、『The Last of Us Part II Remastered』にはローグライクなサバイバルモード「NO RETURN」が収録された。「剣客戯譚」は「関ケ原 慕情譚」とともに有料アップグレードへ収録されるため、その規模や内容の詳細が注目される。

■既存プレイヤー向けの無料アップデート内容

日本では10月2日に配信されるパッチ2.0により、『Ghost of Yōtei』の所有者は「Ghost of Yōtei Complete Edition Upgrade」を購入していなくても、一部の新機能を利用できるようになる。

無料で追加される機能には、蝦夷の風景をスクリーンセーバーのように眺められる「Beauty of Yōtei」モード、異なる防具の性能を使用しながら別の防具セットの外見を維持できる機能、新たなハイコントラストのアクセシビリティオプションなどが含まれる。

一方、「渡辺モード」の新たな楽曲、フォトモード用の新スタンプ、二周目(ニューゲーム+)向けの追加装具アイテム、「関ケ原 慕情譚」と「剣客戯譚」に関連する新しいトロフィーは、「Complete Edition」に追加される要素として案内されている。

「Beauty of Yōtei」では、蝦夷の風景を画面に映しながら自宅でゆったりと楽しめるほか、気に入った景色をフォトモードで撮影することもできる。

■予約期限と「境井家の鎧」

2026年9月30日までに「Complete Edition」を購入するか、既存プレイヤー向けの「Complete Edition Upgrade」を予約購入すると、10月2日から篤が装備できる「境井家の鎧」が先行アンロックされる。これは『Ghost of Tsushima』に登場した境井仁の一族の鎧を彷彿とさせる装備だ。

この特典は期間限定の価格割引ではなく、装備の先行アンロック特典である。既存プレイヤー向けアップグレードの国内価格は1,480円(税込)で、PlayStation Storeで『Ghost of Yōtei デジタルデラックスエディション』を購入している場合は、予約注文時の価格が20%割引される。

『Ghost of Yōtei Complete Edition』には、ゲーム本編、「関ケ原 慕情譚」、「剣客戯譚」、「Legends/冥人奇譚」に加え、『Ghost of Yōtei デジタルデラックスエディション』のゲーム内コンテンツと「北極星の護符」も収録される。

パッケージ版とダウンロード版はいずれも10月1日に発売予定で、価格は8,980円(税込)。パッケージ版には『Ghost of Yōtei』ゲーム本編のダウンロードコードとデジタルアイテムのプロダクトコードが封入される。

■シリーズの実績と発売後の展開

『Ghost of Yōtei』は発売後、商業面と賞レースの両方で実績を残している。ソニーによれば、発売から約1カ月で販売本数は330万本を超え、その後の同期間比較では前作『Ghost of Tsushima』の販売実績を上回り、同社の四半期業績に大きく貢献した。

ヨーロッパでは、発売最初の週末に『Marvel's Spider-Man 2』以降で最大となるPlayStationのファーストパーティタイトルのローンチを記録した。

第29回D.I.C.E. Awardsでは「Adventure Game of the Year」「Outstanding Achievement in Character」「Outstanding Achievement in Original Music Composition」の3部門を受賞した。「Outstanding Achievement in Character」では、エリカ・イシイが演じた篤が評価された。2026年のBAFTA Games Awardsでは、音楽部門と技術的成果部門の2部門を受賞している。

前作『Ghost of Tsushima』は2020年10月に協力プレイモード「Legends/冥人奇譚」を追加し、2021年8月には壱岐島を舞台にしたストーリー拡張を収録する「ディレクターズカット」を発売した。その後、2024年5月にPC版が発売され、同年までに全プラットフォームを合わせた販売本数が1,300万本を超えた。

『Ghost of Yōtei』でも、2026年3月11日に無料DLC「Legends/冥人奇譚」が配信され、今回の「Complete Edition」ではストーリー拡張と新たなシングルプレイヤーモードが追加される。前作と同様に、発売後も段階的にコンテンツを拡充する展開となっている。

現時点で、サッカーパンチとソニーは『Ghost of Yōtei』のPC版を発表していない。前作はPS4での発売から約4年後にPC版が登場したが、『Ghost of Yōtei』についても同じ展開になるとは限らない。PC版に関心がある場合は、ソニーやサッカーパンチの公式発表を待つ必要がある。

■「Legends/冥人奇譚」におけるPlayStation Plusの必要性

2026年3月11日に本編所有者向けの無料DLCとして配信された「Ghost of Yōtei Legends/冥人奇譚」は、最大4人でプレイできるオンライン協力型マルチプレイモードだ。オンラインプレイやマルチプレイには、インターネット接続、PlayStationのアカウント、PlayStation Plus利用権が必要となる。

「Complete Edition」には「Legends/冥人奇譚」も収録される。ただし、PS Plusが必要なのはオンラインマルチプレイであり、ゲーム本編、「関ケ原 慕情譚」、「剣客戯譚」はシングルプレイヤー向けコンテンツとしてプレイできる。

■注目ポイントQ&A

●1,480円の「Ghost of Yōtei Complete Edition Upgrade」には何が含まれますか?

既存の『Ghost of Yōtei』所有者は、「Echoes of Sekigahara/関ケ原 慕情譚」と「Most Wanted/剣客戯譚」を入手できます。日本では、どちらも2026年10月2日に配信されるパッチ2.0の適用後にプレイ可能です。デジタルデラックスエディションのゲーム内コンテンツや「北極星の護符」を所有していない場合は、アップグレードを予約購入した時点でこれらもアンロックされます。9月30日までに予約購入すると、10月2日から「境井家の鎧」が先行アンロックされます。

●関ヶ原の戦いとは何ですか? なぜ拡張コンテンツで重要なのでしょうか?

関ヶ原の戦いは1600年に起きた、日本史上重要な合戦のひとつです。『Ghost of Yōtei』は1603年の蝦夷地を舞台としているため、本編の3年前の出来事となります。「関ケ原 慕情譚」では、本編で直接描かれなかった、関ヶ原の戦いに身を置いていたころの篤や、その後の人生を左右した出来事が描かれます。

●「剣客戯譚」は『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』の「ヴァルハラ」に似ていますか?

どちらも、ランを繰り返しながら能力を獲得して戦う要素を持つ発売後の追加モードです。ただし、「ヴァルハラ」が無料DLCとして提供されたのに対し、「剣客戯譚」は「関ケ原 慕情譚」などとともに有料の「Complete Edition」またはアップグレードへ収録されます。「剣客戯譚」では篤、お雪、長門など複数の操作キャラクターが登場し、それぞれ異なる武器を得意とします。

●『Ghost of Yōtei Complete Edition』はPC向けにリリースされますか?

サッカーパンチとソニーは、現時点でPC版を発表していません。前作『Ghost of Tsushima』はPS4版の発売から約4年後となる2024年5月に、ディレクターズカットとしてPC向けに発売されました。ただし、『Ghost of Yōtei』も同様のスケジュールで展開されるとは限らないため、公式発表を確認する必要があります。

元記事: Ghost of Yōtei Complete Edition: Two Content Packs Land October 1 at $14.99 Each

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