EMシステムズ、処方箋入力サービス製品版の開発開始、12月リリース目標

2026年8月12日 06:47

■プレカル連携、実証で平均2分以内・正確性99%以上を維持

 EMシステムズ<4820>(東証プライム)は8月10日、グループ会社のプレカルと連携する処方箋入力サービスの製品版開発を開始すると発表した。2026年12月のリリースを目標とする。3月に開始を公表した実証実験(PoC)を継続しながら製品開発段階へ移行し、調剤セグメントの中核製品として開発・展開を進める。

 実証実験では、薬局から処方箋画像を受信してから平均2分以内でデータを返却し、入力の正確性も目標とした99%以上を維持している。プレカルの仕組みは、OCRによるデータ化に人によるチェックと薬局ごとのルール化を組み合わせ、手書き処方箋や医療機関ごとの記載の癖など、機械処理だけでは確定しにくい内容にも対応する。

 製品版では、算定に関わる項目の確認や後発医薬品への変更など、入力・判断の対象領域を拡大する。EMシステムズのレセプトコンピュータとの連携も強化し、患者の保険資格、医薬品在庫、過去の調剤履歴などを参照しながら、調剤データ確定までの確認手数削減を図る。受付から薬の受け渡しまでの業務全体を見据え、薬剤師やスタッフの操作を最小化する設計を進める。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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