ステラファーマ、QST病院と新たな粒子線治療で基本合意

2026年7月29日 06:58

■「ステボロニン」と粒子線を組み合わせ、新たながん治療技術を検証

 ステラファーマ<4888>(東証グロース)は7月28日、量子科学技術研究開発機構のQST病院と、新たな粒子線治療の実現に向けた基本合意書を締結したと発表した。QST病院の粒子研究装置と、同社が製造販売するBNCT用医薬品「ステボロニン」を組み合わせ、共同研究契約の締結を検討する。

 同プロジェクトは、「ステボロニン」と体外から照射する中性子線を組み合わせる従来のBNCTとは異なり、粒子線の照射によって体内で発生する中性子線を利用する。ステラファーマが持つホウ素医薬品の研究開発、製造、薬事の知見と、QST病院の粒子線に関する研究基盤や専門知見を組み合わせ、既存の粒子線治療に新たな作用機序を付加できる可能性を検証する。

 今後、基礎研究、非臨床試験、臨床試験、薬事承認に向けた検討を含む共同研究契約の締結について協議する。2027年3月期業績への影響は軽微で、具体的な研究内容や公表すべき事項が生じた場合は速やかに開示する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事

最新記事