日本エンタープライズ、系統用蓄電池の合弁会社「NEパワー」設立へ

2026年7月24日 18:39

■出資比率51.0%、系統用蓄電池普及で電力安定供給と再エネ利用促進へ

 日本エンタープライズ<4829>(東証スタンダード)は7月24日、子会社でWeb開発を手掛けるフォー・クオリア、蓄電池事業を展開する鳴鳳堂エンジニアリングと合弁会社「NEパワー」を設立すると発表した。8月初旬の設立を予定し、系統用蓄電池事業を展開する。資本金は5000万円、資本準備金は5000万円となる。

 出資比率は日本エンタープライズが51.0%、鳴鳳堂エンジニアリングが33.3%、フォー・クオリアが15.7%。日本エンタープライズグループが経営管理や事業運営支援を担い、鳴鳳堂エンジニアリングが技術ノウハウを提供する。系統用蓄電池の普及を通じ、電力の安定供給と再生可能エネルギーの利用促進を目指す。

■系統用蓄電池で再エネの安定供給を支援

 生成AIやデータセンターの普及、地政学リスクの増加、地球温暖化の加速を背景に再生可能エネルギーへの移行が課題となる一方、発電の不安定性や送電ネットワークの整備不足が普及の障壁となっている。政府の第7次エネルギー計画では、2040年度までに再生可能エネルギー比率40~50%を目標としている。

 日本エンタープライズは、グループが再生可能エネルギー事業で培ったGXの知見を活用し、脱炭素社会の構築に寄与する方針。NEパワーは今後、系統用蓄電池事業への設備投資を予定する。今期の連結業績への影響は現時点で限定的としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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