8日の中国本土市場概況: 上海総合は3日続落、中東情勢の先行き不透明感などで

2026年7月8日 18:12

*18:12JST 8日の中国本土市場概況: 上海総合は3日続落、中東情勢の先行き不透明感などで
8日の中国本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数が前日比19.36ポイント(0.49%)安の3970.88ポイントと3日続落している。

上海総合指数は約1カ月ぶりの安値まで落ち込んだ。中東情勢の先行き不透明感を背景としたリスク回避の売りが優勢となり、終日軟調な展開となった。今週後半から来週にかけて物価統計や貿易統計、小売売上高、鉱工業生産、国内総生産(GDP)成長率など主要経済指標の公表が控える中、内容を見極めたいとの姿勢から買いは限定された。一方で、ディープシークの人工知能(AI)推論向けの半導体開発や、中国製メモリー採用観測などハイテク分野の材料の上昇が相場を下支えした。自律反発を狙う買いで指数がプラス圏に浮上する場面もあったが戻りは続かなかった。

セクター別では、非鉄金属関連に売りが目立ち、雲南貴金属(600459/SH)が6.3%安、キン科新材料(600255/SH)が6.2%安、株洲冶煉(600961/SH)が6.2%安、西蔵珠峰(600338/SH)が5.5%安、博威合金(601137/SH)が5.5%安、廈門タングステン(600549/SH)が4.4%安となった。

また、自動車関連も売られた。東安汽車動力(600178/SH)が7.0%安、福田汽車(600166/SH)が2.5%安、長春一東(600148/SH)が2.1%安、東風電子科技(600081/SH)が1.2%安、上海汽車(600104/SH)が1.1%安となった。

半面、ハイテクの一角が買われた。華勤技術(603296/SH)が10.0%高、瑞芯微(603893/SH)が5.9%高、曙光信息産業(603019/SH)が5.0%高、江蘇利通電子(603629/SH)が3.9%高で取引を終えた。

また、道路などインフラセクターも高い。山東高速(600350/SH)が10.0%高、安徽高速道路(600012/SH)が2.2%高、江蘇高速道路(600377/SH)が2.0%高、深セン高速道路(600548/SH)が1.4%高、楚天智能交通(600035/SH)が1.2%高。ほかに、石油銘柄も堅調だった。中海油田服務(601808/SH)が5.2%高、中石化石油工程技術服務(600871/SH)が2.5%高、海洋石油工程(600583/SH)が2.0%高、中国石油天然気(601857/SH)が1.4%高となった。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が274.15ポイントと前日からほぼ横ばい。深センB株指数が5.25ポイント(0.48%)高の1102.50ポイントで終了した。《CS》

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