米株安横目に売り優勢の展開/後場の投資戦略
2026年6月11日 12:23
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;63239.52;-939.75TOPIX;3788.46;-59.14
[後場の投資戦略]
後場の日経平均株価は、マイナス圏での軟調推移となるか。米CPIの加速を受けてインフレ高止まりへの警戒が強まり、FRBの利下げ転換が遠のくとの見方が市場心理を圧迫している。加えて、米国とイランの対立激化を巡る報道を受け、原油価格と米長期金利が上昇しており、株式のバリュエーション面でも逆風となっている。原油高が長引けば企業コストや家計の実質購買力にも影響しやすい。さらに、明日12日に米スペースXのナスダック上場を控え、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあろう。為替が円安方向に振れれば輸出関連株の支えとなるが、地政学リスクと米金融政策への警戒が重なるなか、後場も売り手優位の展開が意識されよう。《AK》