アズ企画設計、富裕層向け不動産ビジネスと中計成長戦略に注目
2026年6月3日 14:27
アズ企画設計(3490、東証スタンダード)。東京都23区を中心に収益物件を取得しリノベーション等で収益性を高め転売。賃貸・管理も併営。顧客層は富裕層が主。顧客に寄り添い「不動産保有」に絡む「コンサル営業」を展開している。
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至2024年2月期の前中計は(例えば営業利益は2億3100万円/4億6900万円/6億6300万円)と推移、予想を上回った。至27年2月期の新中計は営業利益を「10億8000万円(24年2月期比62.9%増)」としている。
そしてアズ企画設計のこだわり「1人当たりの営業利益」も12億円から180億円に設定している。かつ「近い将来に目指す姿」として2030年2月期の1人当たり営業利益を「18億円」と発信している。不動産オーナーの「豊かゆえの悩み」が読み取れる。
過去5期間の収益動向は22年2月期に「27%増収、721.4%増益(21年2月期49.5%減益)」とコロナ禍を脱出、以降「2.3%減収、37.8%増益」-連結決算開始の24年2月期「115億600万円、6億6300万円、20円配開始」-「8.0%増収、46.9%増益、30円配」-「9.6%増収、20.6%減益30円配」。
26年2月期の20.6%減益は「区分所有マンション、区分オフィス・店舗など攻勢範囲の仕入れ増に注力した在庫増が主因」。要は先を見据えた投資負担増。そして今期計画は「14.4%増収(155億円)、61.4%増益」計画。
創業者で現CEOの松本俊人氏は起業の経緯をこう語っている。
「様々な不動産会社を経験した。都内主要地の総合不動産会社、等価交換を手掛けるデベロッパー、ゴルフ場やリゾートマンションの開発者。そうするうちにバブル崩壊が襲ってきて多くの企業が厳しい状況に追い込まれ。独立の道を選んだ。
当初は失敗もあった。コロナ禍での宿泊事業から撤退。が、それが別の目的に転用することで、再生できる。貴重な体験にもなった。当初営業エリアは都市部、地方と様々でした。それを東京都内(とりわけ千代田区・港区・港区)にフォーカスし(平均築35年程度の建物を)再生し販売する、というビジネスモデルに至った流れが大きかった」。
本稿作成中の株価は2000円台終盤。昨年7~8月から右肩上がりに転じ3000超まで上昇、初冬に2750円まで整理され、1月9日の3165円まで買い直された。3月4日の2731円まで押され、小戻し揉み合い局面。さて・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る)