ユーロ週間見通し:弱含みか、域内景況感悪化と為替介入への警戒感で

2026年5月30日 15:02

*15:02JST ユーロ週間見通し:弱含みか、域内景況感悪化と為替介入への警戒感で
■下落、米国金利の先高観強まる

今週のユーロ・ドルは強含み。停戦延長を巡る米国とイランの暫定合意でイラン戦争が解決に向かうとの期待が広がり、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りが観測された。ユーロ圏経済の停滞を警戒したユーロ売りも見られたが、原油安を意識したユーロ買いが優勢となった。取引レンジ:1.1586ドル-1.1686ドル。

■弱含みか、域内経済の不透明感やドル買いが下押し

来週のユーロ・ドルは弱含みか。6月2日発表のユーロ圏消費者物価指数の伸びが加速した場合、欧州中央銀行(ECB)の引き締めを期待したユーロ買いが先行しそうだ。ただ、景況感の悪化が目立つなか、同4日の小売売上高が低調なら、ユーロ買いはやや後退する可能性がある。

予想レンジ:1.1500ドル-1.1800ドル

■強含み、ECBによる早期利上げの可能性残る

今週のユーロ・円は強含み。原油高によるユーロ圏経済の悪化が警戒されたが、欧州中央銀行(ECB)による早期利上げの可能が高まり、ユーロ売り・円買いは縮小。週後半はユーロ買い・米ドル売りが強まり、この影響でユーロ高・円安の相場展開となった。取引レンジ:184円69銭-185円98銭。

■弱含みか、域内景況感悪化と為替介入への警戒感で

来週のユーロ・円は弱含みか。6月2日発表のユーロ圏消費者物価指数が加速すれば、欧州中央銀行(ECB)の利上げを見込んだユーロ買いが先行しそうだ。ただ、同4日の小売売が低調で景況感の悪化が目立つ内容なら、ユーロ買いは後退。一方、日本の「防衛ライン」が意識され、上値ではユーロ売り・円買いの展開にとなろう。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・1日(月):4月失業率(3月:6.2%)
・2日(火):5月消費者物価指数(4月:前年比+3.0%)
・4日(木):4月小売売上高(3月:前月比-0.1%)

予想レンジ:183円00銭-187円00銭《FA》

関連記事

最新記事