高齢化と情報格差が生む収益モデル 鎌倉新書の強さとは
2026年5月28日 14:03
鎌倉新書(6184、東証プライム市場)。葬儀・仏壇・墓のポータルサイトを運用。本稿作成中の株価は460円台。予想税引き後配当利回り3.5%。
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収益動向を反映している。過去5期間:増収・営業増益基調で推移。平均増収率21%、平均営業増益率40%。映す鏡は2017年初値で保有していると、修正済み株価パフォーマンス2倍水準。「中長期スタンスで堪能できる」と発信している。
そんな鎌倉新書から『【第7回】お葬式に関する全国調査(2026年) 喪主の6割超が「事前準備なし」で直面する負担。葬儀後の“おくやみ手続き”支援に高まる期待』がリリースされた。興味深い。しばし、調査結果の確認にお付き合い頂きたい。
(1)有効回答数2000件の約半数(47%)が家族葬を実施:前年調査と比較すると家族葬は3.0%減も、直葬・火葬式や1日葬が微増するなど、多様化の兆しがみられる。
(2)葬儀費用の総額は96万7300円。前回調査比約2万5000円増加。一般葬が122万100円(前回比6300円増)、家族葬が96万3900円(6万4900円増)、直葬・火葬式が49万5600円(1万7100円増)、1日葬が74万4300円(1万9900円増)。
(3)喪主の6割以上(63.8%)が「葬儀の事前準備をしていなかった」。葬儀業者を決めた時期も「亡くなった後」。
(4)葬儀業者の選定時、約9割が「相見積もりを取っていない」。87.1%が他社と比較せず1社のみで葬儀社を決定。
(5)葬儀実施に当たり、最も困ったことは「お布施の相場・マナーが分からない」。寺との付き合いや仏事・葬式に関する知識不足が、喪主の大きな負担になっている。
(6)役所での「おくやみ手続き」に強い負担感。専門のサポート窓口開設への期待大。
前にも記したことがあるが、一昨年の真夏に父親・弟を相次で亡くした。全ては私に非があるが・・・表現は適切ではないかもしれないが、相見積もり云々の知見もなく、唯々諾々と葬儀社に連絡し「葬儀費用」の類も説明は受けたのだろうが右から左に「それで頼みます」と聞かっていった。結果私は「葬儀貧乏」になった。(1)から(6)の教訓を家内の葬儀の際には活かそうと思っている・・・。
ちなみにリリースされた調査では葬儀費用の内訳は「基本料金72万200円」「飲食費11万6700円」「返礼品13万300円」の総額96万7300円。葬儀の種類別によっても異なってくるのだろうが、喪主になるのはもういやだ・・・。(記事:千葉明・記事一覧を見る)