スズキ、軽「ハスラー」を大幅改良 安全機能強化で100万台突破モデル刷新

2026年5月27日 16:47

 スズキは27日、軽乗用車「ハスラー」および「ハスラー タフワイルド」を一部仕様変更し、同日から発売したと発表した。先進安全機能の拡充に加え、内外装デザインや走行性能も見直し、主力軽クロスオーバーの競争力を高める。

 今回の改良では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用。ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、車両や歩行者、自転車、自動二輪車を検知するほか、交差点での検知性能も向上した。さらに、後方から接近する車両を知らせるブラインドスポットモニターや、駐車場での後退時に左右から接近する車両を検知するリヤクロストラフィックアラートを、スズキの軽自動車として初めて全車標準装備した。

 運転支援機能も強化した。全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)や車線維持支援機能を全車に標準装備したほか、電動パーキングブレーキとブレーキホールドも採用し、高速道路や渋滞時での利便性向上を図った。

 デザイン面では、「ハスラー」はヘッドランプと一体化した逆台形フロントグリルを採用し、蛍光イエローのアクセントを追加。オンロード志向を意識した新フロントバンパーや、新デザインのリアエンブレムも採用した。一方、「ハスラー タフワイルド」は、ブロック形状の専用グリルと「SUZUKI」ロゴを組み合わせ、より力強い外観とした。

 ボディカラーには新色「フュージョンイエローパールメタリック」や「ウッドランドカーキメタリック」を設定。2トーン仕様には新たにアーバンブラウンルーフを採用し、商品力を高めた。

 走行性能では、ステアリング応答性を改善したほか、コーナリング時の車両挙動を制御する進化版アクティブコーナリングサポートを採用。山道やワインディングロードでの安定性向上を図った。

 価格は「ハスラー」が159万9400円から197万1200円、「ハスラー タフワイルド」が183万5900円から204万8200円。ハスラーシリーズは2014年の発売以来、2026年3月時点で国内累計販売100万台を達成しており、軽クロスオーバー市場を代表するモデルとして存在感を維持している。

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