SUBARU、2026年3月期業績予想を修正
2026年5月12日 14:25
SUBARUは5月11日、2026年3月期連結決算を発表した。世界販売台数の減少や為替変動の影響などを受け、売上収益、営業利益ともに前年実績を下回った。一方で、電動化やソフトウェア開発への投資を継続し、中長期成長に向けた取り組みを加速する方針を示した。
2026年3月期の売上収益は4兆7,000億円規模となり、前年同期比で減収となった。営業利益も北米市場での販売競争激化や原材料価格の高止まりなどが影響し、減益となった。純利益についても同様に前年を下回る結果となった。
販売面では、主力市場である北米で「クロストレック」や「フォレスター」などSUVモデルが堅調に推移したものの、一部地域での在庫調整や生産影響が響いた。国内販売も軽自動車を含めて前年実績を下回った。
一方でSUBARUは、将来成長に向けた戦略投資を継続。電動化領域では、トヨタ自動車との協業を通じたBEV(バッテリーEV)開発を推進するほか、次世代電池やソフトウェア定義車両(SDV)への対応強化を進める。生産面では北米工場への投資も拡大し、現地生産体制の強化を図る。
2027年3月期については、不透明な市場環境や為替リスクを踏まえつつも、新型車投入効果や収益改善施策により販売回復を目指す。電動化や知能化への先行投資は継続しながら、ブランド価値向上と収益基盤強化の両立を進める考えだ。
SUBARUは説明の中で、「安心と愉しさ」を軸にした商品戦略をさらに推進するとともに、グローバル市場で持続的成長を実現していく姿勢を強調した。