12月のパート・バイト時給、求人各社とも前年上回る
2026年1月21日 13:56
求人サイトを運営する各社が12月のパート・アルバイトの時給動向を発表。4社ともに平均時給が前年同月を上回るなど、パートやアルバイトの時給の上昇傾向が続いていることが分かった。
【前月は】11月のパート・バイト時給は上昇続く、年末に向けて人材需要が旺盛
■エンは2カ月ぶり前年同月上回る
16日、エンが12月の「アルバイト・パート募集時平均時給調査」を発表した。全国平均アルバイト・パート時給は前年同月比26円増の1,319円となり、2カ月ぶりに前年同月を上回った。
エリア別では関東が同5円減の1,387円、東海が同63円減の1,267円、関西が同31円減の1,332円、三大都市圏が同20円減の1,354円だった。
都道府県別では、前年同月を上回ったのは12、下回ったのは35。大きく時給があがったのは、山口県が1,329円(181円増)、和歌山県が1,333円(74円増)、沖縄県が1,109円(66円増)、青森県が1,211円(53円増)など。反対に大きく時給が下がったのは、島根県が1,173円(190円減)、徳島県が1,154円(176円減)、福井県が1,188円(145円減)、愛媛県が1,182円(140円減)、奈良県が1,239円(137円減)など。
職種別では9職種中5職種で前年同月を上回った。その中では警備・清掃・設備管理が1,328円(148円増)、営業系が1,538円(85円増)でプラス幅が大きめ。反対に販売・サービス系が1,323円(40円減)、教育系が1,392円(79円減)でマイナス幅が大きめだだった。
■マイナビは40カ月連続で前年同月上回る
同日、マイナビが12月の「アルバイト・パートの平均時給レポート」を発表した。全国平均時給は前年同月比32円増の1,310円となり、40カ月連続で前年同月を上回った。
地域別では北海道・東北が同63円増の1,207円、関東が同13円増の1,377円、甲信越・北陸が同46円増の1,227円、東海が同55円増の1,259円、関西が同31円増の1,307円、中国・四国が同107円増の1,226円、九州・沖縄が同66円増の1,211円と、全てのエリアで前年同月を上回った。
2025年は、年間の平均賃上げ率が5.52%となり、2024年を上回った。特に春闘の影響を受けた5月と最低賃金の改定のあった10月で時給がアップし、2026年も同様の傾向が続くとの見通しだ。
■ディップは3カ月連続で前年同月上回る
19日、ディップが12月の「アルバイト平均時給調査」を発表した。全国平均時給は前年同月比46円増の1,339円となり、3カ月連続で前年同月を上回った。「バイトル」に掲載された求人件数は同11.7%増の約333,000件だった。
地域別では関東が同11円増の1,397円、東海が同111円増の1,310円、関西が同77円増の1,314円、九州が同88円増の1,270円と全ての地域で前年同月を上回っている。
■リクルートは9カ月連続で前年同月上回る
同日、リクルートの調査研究機関『ジョブズリサーチセンター(JBRC)』が、12月の「アルバイト・パート募集時平均時給調査(三大都市圏)」を発表した。平均時給は前年同月比58円増の1,319円となり、9カ月連続で前年同月を上回った。
地域別では首都圏が同60円増の1,364円、東海が同50円増の1,233円、関西が同58円増の1,285円となり、3地域とも前年同月を上回っている。(記事:県田勢・記事一覧を見る)