日産、「ノート」シリーズを一部仕様向上 新カスタムモデルも発表

2025年8月31日 17:59

 日産自動車は28日、「ノート」シリーズを一部仕様向上し発売した。新カスタムモデル「ノートAUTECH LINE」も発表し、特装車の仕様も一部変更した。

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 ノートは、2005年の誕生以来、日産を代表するコンパクトカーとして活躍している。現行モデルは電動パワートレイン「e-POWER」を搭載しており、力強い加速や優れた静粛性などが強み。小回りの利きやすさも相まって、幅広い支持を得ている。

 今回の仕様向上の対象は、ノート、プレミアムモデルのノート オーラ、スポーツモデルのノート オーラ NISMOなど。以上のモデルでインテリジェント エマージェンシーブレーキの検知範囲が拡大した。左右の検知範囲を広げることで、周辺の車や自転車、障害物などを認識しやすくなっている。

 さらに後席リマインダーも全グレードで標準設定。ドライバーの降車前に、後部座席に人がいることを知らせる機能だ。子どもを後部座席に乗せている場合、ドライバーによる置き去りを防げるだろう。

 ノート AUTECH LINEでは、従来のノートと違った装備が特徴だ。16インチの専用アルミホイール、ダークメタルグレーのフロントグリルなどが目を引く。インテリアは次世代の素材である「テーラーフィット」のシートを採用。ナッパレザー並みのしっとりとした触れ心地を味わえる。

 日産モータースポーツ&カスタマイズはノートシリーズの一部仕様向上に合わせ、特別モデルのAUTECHシリーズや助手席回転シートモデルの仕様も同じように改めた。ノートAUTECH CROSSOVERやノート・ノート オーラの助手席回転シートつきは、9月5日に発売予定だ。

 希望小売価格は一般モデルのノートシリーズが232万8,700円~353万1,000円、AUTECHシリーズや助手席回転シートつきの特装車は243万8,700円~338万9,100円。

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