F-35戦闘機のエンジン内に懐中電灯を忘れ、約6億円の損害が発生

2024年1月26日 09:17

 F-35のエンジンルームに懐中電灯を置き忘れた結果、約6億円の損害が発生したと報じられている。この事故は2023年3月15日にアメリカ・アリゾナ州ルーク空軍基地で発生した。アメリカ空軍事故調査委員会が2024年1月18日に公開した報告書で判明した(ミリレポ乗りものニュース)。 整備士が作業中に懐中電灯をエンジンの吸気口の淵に置き忘れ、その後、エンジンを始動し異音が発生。再点検したところ懐中電灯の部品がエンジン内から発見されたとのこと。事故調査では、整備士が標準的な手順を遵守せず、また自律整備管理システム(ALIS)に依存しすぎたことが原因とされている。損傷した部品の修理費用は約400万ドル(日本円で約6億円)に相当する。

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