米民泊サービスAirbnbが上場へ 時期や株式発行数、公募価格などは不明
2020年8月25日 19:13
米民泊サービス、Airbnb(エアビーアンドビー)が19日、新規株式公開(IPO)を申請した。IPOの時期や株式発行数、公募価格の詳細などは非公開となっている(Airbnbリリース、日経新聞、BRIDGE)。 同社は昨年の段階で2020年中に上場を行うと発表していたが、新型コロナウイルスのパンデミックにより、観光業種である同社も予約キャンセルなどが発生した。Bloombergによれば、今年の4~6月期の売上高は前年同期を67%下回る3億3500万ドル(約360億円)に減少したとしている。5月にはスタッフ1900人を解雇するなどし、コスト改善を図ってきたとされる。 BRIDGEによると、7月中旬には4か月ぶりに100万以上の宿泊予約を記録しているとされ、日経新聞によると、現在は近場への旅行を中心に需要が回復しつつあるとしている。同新聞ではこの上場は新型コロナウイルス後のIPOと観光産業の先行きを占うものになりそうだとしている。