ケイト・スペード 2020年秋コレクション、“魅惑の森”で出会った花々や動物たちを愛して

2020年7月8日 20:27

 ケイト・スペード ニューヨーク(kate spade new york)の2020年フォールコレクションが発表された。“魅惑の森”をシーズンテーマにした今季は、森の中で出会ったモチーフやカラーを、ワードローブに落とし込んでいるのが特徴だ。

■コレクションを彩る、華やかな植物

 森を彷彿させるグリーンをキーカラーに、植物をメインモチーフとして選んだ今シーズン。食べ頃となったジューシーなベリーや、可憐な小花、もしくは大胆に咲き誇る大ぶりの花々が、ふわりと揺れるドレスやスカートといったウェアを華やかに彩る。またトレンチコートの襟裏や、スカートのフリンジといったディテールにも、こうしたモチーフを差し込むことで、ブランドらしい遊び心を、さり気なくプラスしているのが面白い。

■“うさぎの穴に落下?!”渦巻×花柄のユニークなワンピース

 渦巻と艶やかな花柄をミックスした、サイケデリックなロングワンピースは、森の中を進んでいる途中で“うさぎの穴”に落ちてしまった後の、“ぐるぐる”と目が回る様子をイメージしたユニークな一着。一方足元は、淡いカラーの靴下דぺたんこ”のバレエシューズを合わせることで、程よい抜け感とフレンドリーな空気感をプラスしている。

■レオパード柄のダウンジャケット

 森の中に潜むアニマルを表現したのは、植物に続き、今季のキーモチーフとなるレオパード柄。ボリューミーなフォルムで、インパクト溢れるビジュアルに仕上げたレオパード柄のダウンコートには、上品なプリーツ入りのロングスカートと、クラシカルなレース襟のトップスを差し込むことで、レディライクな表情へと引き寄せた。腰元をキュッとウエストマークするベルトの中央には、よく見ると“キノコ”のモチーフを添えているのが、なんとも微笑ましい。

■“ミニ丈”のツイードピースが初登場

 毎シーズン登場するツイードのピースは、初となる“ミニ丈”でフレッシュにアップデート。ピンクにグリーンをきかせた、レトロポップなデザインで、秋のおしゃれを提案する。なお今シーズンは、新作アクセサリーも充実。花やベリーのジュエリーや、“フローラルスペード”をベースにした新作バッグ「シグネチャーコレクション」などが展開される。

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