Mozilla、Firefoxで「DNS-over-HTTPS」を有効に

2020年2月28日 09:17

 ドメイン名に対応するIPアドレスを取得することは「名前解決」などと呼ばれるが、この名前解決をHTTPS経由で行う「DNS-over-HTTPS」(DoH)が米国ユーザーのFirefoxでデフォルトで有効化された(窓の杜ITmedia)。

 特定のサイトへのアクセスを制限する手法の1つとして、DNSで一部のサイトの名前解決を行えないようにするというものがあるが、DoHを利用することでこれを回避することができる。また、DNSサーバーへの問い合わせ履歴を記録することでISPなどが顧客のWebブラウズ履歴を収集できるという問題についてもDoHが対策方法の1つとなる。

 今回DoHがデフォルトで有効になったのは米国のユーザーのみだが、それ以外の地域のユーザーでもオプション設定などでDoHを有効にするよう変更できる。

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