テクノロジー依存の原因は企業でなくユーザーに
2019年10月11日 09:35
Anonymous Coward曰く、
消費者の専門家であるNir Eyal氏は、以前に「Hooked: How to Build Habit-Forming Products」という書籍を2014年に出している。この本では、一部のガジェットやTwitter、Instagramといったサービスが、どのようなマーケティングを取ることで中毒性を高めているのかについて、心理的マーケティングに基づいて説明し、人々がテクノロジー依存症から脱するためのガイドになっている。
しかし出版から5年後のいま、彼は考え方を変えているようだ。少なくとも「中毒」という言葉を使った点は失敗だったと考えているという。児童心理学者のRichard Freed氏は「Nir Eyalは考えを変えようとしている」と指摘した。Nir Eyal氏はこの指摘を否定しつつも「そもそもそれは中毒ではなく、私たち自身のせいだった」と語った。
彼は中毒・依存症という言葉を使ったことで、ユーザーに責任転嫁の理由を作ってしまった。テクノロジー依存症は、私たちが一人でいるのが不安であることから、私たちは何度もスマートフォンを見るようになった。しかし、それはスマートフォン自体が悪いのではない。また、ソーシャルメディアに夢中になることは必ずしも悪いことではない。使う人間の考え方次第であるとしている(The New York Times、Slashdot)。
関連記事
最新記事
- Google DeepMindからトップ研究者6名がMetaやOpenAIらへ移籍、背景に「商用コーディング重視」への戦略転換か
- 「宇宙AIデータセンター」は実現するか? ソフトバンク孫氏がSpaceX構想のコストと遅延を疑問視
- 【未確認】カルパシー氏の作とされる「CLAUDE.md」10原則が流出か、AIコーディングの自律ループを制御する新ルール
- 米商務省、Anthropicの「Claude Mythos 5」を重要インフラ防衛向けに限定復旧、一般向けの「Fable 5」は停止継続
- 投機的デコーディングの限界を突破、新手法「DFlash」がBlackwell GPUで15倍のスループットを達成