Facebook、報奨金付きマーケットリサーチアプリ「Study from Facebook」発表
2019年6月16日 22:11
Facebookは11日、報奨金付きマーケットリサーチアプリ「Study from Facebook」を発表した(Facebookのニュース記事、The Vergeの記事、SlashGearの記事、Neowinの記事)。 Facebookでは今年1月、AppleのApp Storeを迂回する形で未成年者を含むユーザーにアプリをインストールさせ、報酬付きで個人情報を収集する「Facebook Research」が問題になったが、Study from Facebookの対象は18歳以上。The Vergeの記事によるとFacebookアカウントを使用して年齢確認をするとのことだが、Facebookの説明ではFacebookアカウントは必ずしも必要ないと読める。アプリのデータがFacebook製品のアカウント情報に追加されることはないが、アプリからのデータを分析する際には製品を通じてFacebookが保持している年齢や性別などの情報を参照するそうだ。 アプリが収集するのは端末にインストールされたアプリ、それらのアプリの利用時間、参加者の国やデバイスおよびネットワークの種類、使用中アプリのアクティビティ名となっている。収集した情報は、どのようなアプリに人々が価値を感じて使用しているかを学んでFacebook製品を改善するために使用し、サードパーティーに情報を売ったり、ターゲット広告に使用することはないという。また、ユーザーIDやパスワード、共有したコンテンツといったデータを収集することはないとのこと。 アプリはGoogle Playで公開されているが、当面は米国とインドのユーザーにのみ提供される。また、参加は招待制であり、アプリをインストールしただけでは参加できない。招待の仕組みとしてはWeb広告を通じて勧誘を行い、登録画面で資格が認定されれば招待されるというものだ。The Vergeによれば報奨金を受け取るにはPayPalアカウントが必要だという。なお、具体的に支払われる金額については明らかにされていない。
最新記事
- DeepSeek、初の外部調達で最大590億ドル評価額を検討中と報道——安価なAIが「資金力」を得ても残る3つの課題
- AnthropicがClaude Codeスキルの社内活用法を公開——実証済み9分類と「検証が最重要」の根拠
- Gemini 3.5 Pro、200万トークンのコンテキストウィンドウと「Deep Think」推論モードを搭載へ─6月中のリリース目指す
- SiriKitが正式に非推奨へ、App IntentsがSiri連携の必須基盤に——開発者に2〜3年の移行猶予【WWDC 2026】
- ソフトバンク、フランスで最大13.8兆円のAIデータセンター投資——原子力電力を武器に欧州最大規模の建設へ