社会問題を発信してきたV・ウエストウッドの展覧会「GET A LIFE!」、原宿ラフォーレミュージアムで

2018年11月7日 14:44

 「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」が、11月2~18日、東京・原宿のラフォーレミュージアムで展覧会「GET A LIFE!」を開催している。  社会活動家でもあるヴィヴィアン・ウエストウッドは、気候変動や過剰消費といった社会的メッセージをコレクション会場やキャットウォークショーを通して発信。長年にわたる改革運動は、国際社会においても大きな注目を集めている。同展では、多くの著名人のポートレートをロンドン・ウォータールー駅で一堂に展示して注目を集めた国際環境NGOグリーンピースとの共同キャンペーン「SAVE THE ARCTIC」をはじめ、同ブランドが訴えてきた社会的メッセージをコレクションピースやグラフィックとともに展示している。

 会場では、環境保護を訴えるための取り組みも行っている。日本環境設計が行う 不要衣類の回収プロジェクト「BRING」の一環として、来場者が使用済みペットボトルのキャップを持参することで、ともにに作品を作り上げる参加型プロジェクトなども実施している。環境アーティストである淀川テクニック氏の作品展示や、限定アイテムの販売も行っている。

写真:衣料品回収プロジェクト

 11月1日には同展開催を記念しレセプションパーティーを実施。セレブリティーや関係者に加え、今回のイベントに関連する環境保護活動や社会貢献活動を行っている人々も招いた。パーティーでは、アフリカ人アーティスト「BayefallRevolution(バイファル・レボリューション)」がパフォーマンスも披露。会場を盛り上げた。

来場したセレブリティーたち

■展覧会「GET A LIFE!」開催概要
会期:11月2日(金)から11月18日(日)
場所:ラフォーレミュージアム原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6 階
入場料:無料 ■「ヴィヴィアン・ウエストウッド」 公式サイト

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