そごう神戸店と西武高槻店、2019年10月から「神戸阪急」「高槻阪急」に改称

2018年9月27日 21:57

 セブン&アイ・ホールディングス傘下からエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの運営に変わりながら、旧名称を使用してきた神戸市中央区のそごう神戸店、大阪府高槻市の西武高槻店が、2019年10月から神戸阪急、高槻阪急に改めることになった。H2Oリテイリングが27日、明らかにした。

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 そごう神戸店と西武高槻店は2017年10月付でH2Oリテイリングが継承し、グループ内のH2Oアセットマネジメントが運営している。しかし、グループ内の事業再編で2019年10月から2店の運営が阪急阪神百貨店へ移るのに伴い、名称も変更される。

 H2Oリテイリングは高級イメージの阪急と、食品に強く庶民的な印象がある阪神の両百貨店を中心に、量販店を本拠地の関西に集中して出店する「関西ドミナント戦略」を展開してきた。その中で買収した2店は東西の端に位置づけられている。

 早急にH2O色を打ち出す必要があったが、百貨店は店舗に顧客がついているなどとして従業員や看板、包装紙もセブン&アイ・ホールディングス時代そのままで運営してきた。H2Oリテイリングは名称変更以外の詳細について未定としている。

 そごう神戸店は戦前の1933年の開店。神戸市のメインストリートであるフラワーロードと国道2号が交わる三宮交差点にある。地下フロアの玄関前に阪神電鉄の神戸三宮駅が設けられているほか、地上でJR三ノ宮駅とデッキで結ばれている。売り場面積は約4万4,000平方メートル。

 そごうが2000年に経営破たんするまで全国に3店しかない直営店として営業していた。1995年の阪神大震災で半壊したが、1年余りで営業再開し、神戸復興のシンボルとして市民に親しまれてきた。かつては売り上げ面でも地域一番店だったが、その座は元町地区の大丸神戸店に奪われている。

 西武高槻店はJR高槻駅前のオーロラモールに1974年、核テナントとして開店した。モール併設型店舗の先駆けで、売り場面積は約3万9,000平方メートル。周辺は大型ショッピングセンターが並び、販売競争が激化している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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